転職エージェント

信用できない転職エージェントの特徴と出会った時の対処法

一人一人に合った転職活動を支援してくれる転職エージェント

転職エージェントを利用すると必ず担当者がつくため、自分のキャリアに合った求人を紹介してもらえます。そして転職に向けて、面接対策や企業との調整、給与の交渉などをしてくれるため、信頼のおける素晴らしいサービスとして利用価値は高いと言えます。

しかし転職エージェントを利用する際は、信用できない転職エージェントに遭遇するケースもあるということを、理解しておかなければいけません。

そこで今回は、

ポイント

信用できない転職エージェントの特徴
・信用できる転職エージェントの特徴

このポイントを比較しつつ、上手な転職エージェントの選び方やおすすめの会社を整理していきます。

また、実際に「信用できない転職エージェントに出会った時はどうするべきなのか」その対処法についても解説していきます。

  • この記事を書いた人

高木 なぎさ(たかぎ なぎさ)

高校卒業から美容業界 → 飲食 → IT企業にすべて未経験で異業種転職に成功。その経験から得意とする面接スキルやあらゆる転職エージェントを調べつくした知識を記事にまとめています。

信用できない転職エージェントの特徴

手厚いサポートが多く、一見、信用度が高いと思われる転職エージェントですが、担当者によっては信用できない場合があります。以下のような特徴を持つ担当者に出会った場合は注意が必要です。

希望を聞いてくれない

まず、希望職種や条件など、あなたが提示する話をまったく聞いてくれない転職エージェントは基本的に信用できないでしょう。

転職エージェントは確かに転職支援のプロですが、まず、「この人にはこんな求人が合うだろう」という自分の考えよりも、本人の希望を尊重するのが普通です。

その希望を聞いたうえで、相談しながら応募する求人を決めていくのが通常の流れになります。

求職者本人の希望にそぐわない求人を紹介してくる転職エージェントの心理として、以下のようなことが想定されます。

  • ノルマを達成したいので手堅い企業に手っ取り早く応募させたい
  • マージンの高い企業に応募させたい
  • 効率化を図りたいので独自の判断でめぼしい企業を紹介したい

転職エージェントとして経験のある担当者の場合、経験を積んでいるからこそ3つ目のような怠慢さが起こる場合も中にはあります。

担当者とやり取りをしていて、的外れな提案ばかり、強引に話を進められるなどのことがあった場合は、担当者の変更を早いうちに検討した方が良いでしょう。

連絡が遅い、マメではない

連絡が遅い、マメではない転職エージェントも、あまり信用できるとはいえないでしょう。

転職活動は、本人にとっては自分のキャリアがかかったとても重要なことです。それなのにも関わらず、

ココがダメ

・希望に沿った求人を紹介するといわれてからしばらく連絡がない

・企業との調整の状況はどうなっているのか報告がない

・不在時に連絡しても折り返しがない

などの怠慢さが目立つようでは、安心してサポートを任せられないでしょう。

対応の端々に不備が目立つ

信用できない転職エージェントは、対応が何かと「雑」なことが多いのが特徴です。対応してもらっていて、端々に不備を感じることがあった際は要注意です。

例えば、

ココがダメ

・希望条件が伝わっていなかった

・あなたの経歴について把握漏れがあった

・紹介文に間違いがあった

・断ったのに勝手に応募されていた

など、中にはあり得ないようなミスをする転職エージェントもいます。
このような転職エージェントの場合、

ココに注意

・人材会社として教育が行き届いていない

・新人で業務に慣れていない

・短い研修期間で新人に業務を任せている

などの不安要素が出てきます。そうなるとサポートをしてもらうどころか、転職活動をもはや邪魔されるような状況にもなりかねません。

このような雑で不備ばかりの転職エージェントに出会ってしまった時は、やはり早急に手を打たなければいけません。

信用できる転職エージェントの特徴

では逆に、信用できる転職エージェントとはどんな特徴を持っているのでしょうか。信用できない転職エージェントの特徴と比較しながら整理していきましょう。

本人の希望をしっかり聞いてくれる

転職エージェントとして当然のことですが、この特徴は必ず見逃さないようにしましょう。どれだけあなたの希望条件に適う求人を紹介してくれるか、これだけで転職エージェントの信用度は大きく変わるといっても過言ではありません。

ココがおすすめ

・細かく希望をチェックしてくれる

・しっかり希望に沿った求人を紹介してくれる

・希望から若干外れる求人でもおすすめの理由を丁寧に説明してくれる

など、とにかく重要なのは、どれだけ本人に寄り添ってくれているかどうかという点です。

こまめに連絡をくれる

信用できる転職エージェントは、基本的にこまめに連絡をくれる場合が多いです。

ココがおすすめ

・遅くとも24時間以内には連絡がある

・不在だった際は折り返しがある

・状況が変化しなくても進捗の報告がある

このような対応の丁寧さが感じられる場合、まず連絡のスタンスに関しては信頼がおけると思って間違いないでしょう。

キャリアアドバイザーが変わると人生が変わる

転職エージェントが信用できないと思った時は、担当のキャリアアドバイザーの変更をまず一番に考えましょう。

担当者の手腕を信用することができず変更を申し出る人も多いですが、中には単純な人と人との相性の悪さを理由に変更する人もいます。まずは、転職エージェントのキャリアアドバイザーは変更ができるということを知っておきましょう。

転職は、あなた自身のキャリア、いってしまえば人生をかけた大事な選択です。そんな大事なものを、キャリアアドバイザーとの相性の悪さを我慢することで台無しにはしたくないことでしょう。

逆をいえば、相性の良い、信用できるキャリアアドバイザーと出会えれば、あなた自身の人生が変わることにもつながります。

転職エージェントと友好な関係を築く面談のコツ

転職エージェントからしっかりとした支援を受けるためには、まず担当者と友好な関係を築いていく必要があります。

最終的に担当のキャリアアドバイザーとどれだけ距離を縮められるかどうかに、転職の成功率アップがかかっているといっても過言ではないでしょう。

担当者と友好な関係を築く面談のコツとしては、まず以下のようなポイントを意識しましょう。

伝えるべきことをあらかじめ整理しておく

まず、転職エージェントと友好な関係を築くためには、自分の情報をしっかり明らかにするようにします。面談では職種や希望条件、転職理由、保有スキルなど、一通りのことはヒアリングしてもらえますが、受け身の状態では最低限の情報しか担当者には伝わりません。

伝えるべきことはしっかりと事前に整理しておき、転職に対して積極的な姿勢を見せることが大切です。

そんな姿勢を持った人にはキャリアアドバイザーも極力希望に寄り添いたいと思うはずですし、紹介文もより丁寧に書いてもらえる可能性があります。

ネガティブなこともポジティブに伝える努力を

嘘をつかずに素直に自分の情報を伝えることは必要なことですが、ネガティブなことを何も考えずにそのまま話しすぎるのは逆に危険です。

例えば転職理由を聞かれた際に、

注意ポイント

・仕事が長続きしない

・今の職場で人間関係のトラブルを抱えている

・自分だけ出世できず不満を感じている

など、後ろ向きな情報をそのまま伝えると、それが悪い印象を持たれることにつながる場合があります。転職アドバイザーにとって、紹介して転職が成功したところまでは良いものの、すぐに辞められるのではデメリットしかないのは事実です。

そのため、ネガティブな情報もなるべくポジティブに言い換えて伝える姿勢を持つことが大切です。

「〇〇が嫌だから、転職したい」ではなく、「〇〇したいから、転職したい」といったポジティブな理由を伝えるようにしましょう。

複数のエージェントに登録して実力を比較しよう

転職エージェントに登録をするなら、1つのエージェントではなく複数のエージェントに登録するのがおすすめです。その方が担当者や人材会社としての実力をしっかり測れるからです。

1つのエージェントのみではどうしても選択肢は狭まりがちですし、時には柔軟な姿勢で先方の手腕を見極める姿勢も必要です。

最終的に一番大切なのはあなた自身のキャリアなので、転職エージェントに複数登録することに対してうしろめたさなどを感じる必要もありません。実際、転職に成功している人の多くは、複数の転職エージェントに登録し、求人探しを並行して行なっています。

しかしその際、注意しなければいけないのは、複数の転職エージェントに登録していることを前もって伝えておくことです。
事前に複数登録の報告があれば、エージェント側もその状況をかんがみたうえで対応をしてくれます。また、複数登録することで、それぞれのエージェントに対して連絡をおろそかにしないことも心がけましょう。

本当に使うべき大手人材会社3選

最後に、本当に使うべき転職エージェントについて整理しておきましょう。やはり信用できる転職エージェントを利用するなら、登録すべきは大手に限ります。

大手の転職エージェントは、会社の規模が大きく、人材会社としての歴史も長いため、担当者それぞれに教育が行き届いているのが大きな魅力ポイントとなります。

おすすめの大手人材会社は、以下の3社です。

おすすめの転職エージェント

・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
・doda

ではそれぞれの転職エージェントについて特徴やおすすめポイントをご紹介していきます。

リクルートエージェント

人材会社といえばリクルートというくらい、その知名度の高さには定評があります。リクルートエージェントとしての人気も高く、非公開求人の数も10万件以上とかなりの数です。

転職エージェントには、それぞれ特化した年代がありますが、リクルートエージェントは全ての世代をカバーしているといった良さもあります。働き盛りの20代、30代はもちろんのこと、40代や50代の転職にも強いです。

企業とのつながりにも信頼が持てるため、安心して調整や交渉を任せることができるでしょう。

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マイナビエージェント

マイナビもリクルートと同じ人材会社の大手です。無期限で転職の支援を行なってくれるため、求人を見ながらじっくり転職活動を進めていきたい人には特におすすめです。非公開求人の数は全体の8割にも及ぶため、マイナビだけの独占案件にも期待が持てます。

マイナビエージェントは、特に20代の転職に強いことで知られます。20代の場合、初めて転職する人も多いでしょうから、不安もたくさんあるはずです。そんな転職初心者にも、しっかりと寄り添った対応をしてくれます。

doda

転職者満足度ナンバーワンで知られるdodaも非常におすすめ度は高いです。他と比較しても最大級の求人数を誇るため、選択肢が非常に広いのがポイントとなっています。そんな多くの求人の中から、あなたに合う求人をアドバイザーが丁寧に紹介してくれます。

dodaも20代の転職に強く、大手企業にチャレンジしたい人にもおすすめです。また、自分に合う仕事から知りたいという人のために、キャリアタイプ診断を使うこともできます。

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まとめ

転職する際に大事なのは、信用できる転職エージェントをしっかりと見極めることです。

信用できない転職エージェントにいつまでも振り回されたままでは、自分に合った求人を見つけることはできないでしょう。

今回ご紹介したような特徴が目立つ担当者になって困った際は、まずは担当の変更を考えることがおすすめです。

また、本当に相性の良い転職エージェントを見つけるためにも、エージェントには複数登録することもぜひ考えておきましょう。

一番大事なのはあなた自身のキャリアです。後悔のない転職活動をするためにも、転職エージェントの見極めはぜひ重視するようにしてください。

 

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