転職エージェントの裏事情を知った上で賢く活用するための4つのポイント

転職エージェント

転職エージェントの裏事情を知った上で賢く活用するための4つのポイント

更新日:

転職希望者
転職サイトのエージェントを使っての転職って、実際どうなのだろう?
転職希望者
転職エージェントを利用するメリット、デメリットはどんなものがあるのかな

こんな悩みを持っていませんか?

転職をするときの方法としていくつかの選択肢がありますが、その中の1つに「転職エージェントを活用」があります。

ハローワークや転職サイトを使って転職活動をする場合は、すべて自分一人で選考を受ける必要がありますが、それらをサポートし面倒な手続きなどの代行もしてくれるのが転職エージェントを利用するメリット。

しかし、転職エージェントもビジネスのため、表にはでない「裏事情」が存在します。

その裏事情を知らずに、エージェントの言うことをそのまま信用して転職活動を進めてしまうと、転職エージェントを利用するデメリットの部分を直に受けてしまい、後悔することにもなりかねません。

この記事では転職エージェントで10年勤務している筆者が、転職エージェントの裏事情を明らかにして、上手に活用するためのポイントを伝授します。

ポイント① 転職エージェント業界のビジネスモデルを理解しよう

転職エージェントの裏事情を知る第一歩として、まずは転職エージェントがどのようにして事業運営しているのか、業界のビジネスモデルを理解しましょう。

転職エージェントの報酬元と発生タイミング

転職エージェントの報酬元は、「紹介して採用された企業」です。

人材を採用したい企業は、転職エージェントに対して求人の申し込みをしますが、この時点では報酬は発生しません。

転職エージェントで人材を募集して、求人企業の要望にあった人材を見つけて紹介し、内定が決まって入社した段階で初めて「紹介手数料」という形で報酬が発生します。

そのため、転職エージェントはなんとかして企業に求職者を採用してもらい、入社できるように様々なサポートを行うわけです。

転職エージェントの紹介手数料の相場

求人企業が、転職エージェントに支払う紹介手数料は企業によって様々です。

大手か中小企業かにもよりますが、だいたいの相場は「年収の25%~35%」。

例えば、想定年収が350万円の求人であれば、求人企業が紹介手数料として支払う金額は、約100万円となります。

一般的に、採用ハードルが低いものは安く設定されていて、逆に高スキルが必要なものや、マネージャー層の求人はもっと高く設定されています。

返金規定の存在

もちろん公開されてはいませんが、上記の紹介手数料は「返金規定」というものが存在します。

返金規定とは、紹介して入社した人材が、入社後〇か月以内に退職した場合は、その就業期間に応じた金額を企業に返金するというもの。

例えば、1か月以内の退職で80%、3か月以内の退職で50%、6か月以内の退職で20%の紹介手数料の返還というような形で、転職エージェントと紹介先企業の間で事前に契約が取り交わされています。

返金の必要がある期間は、3か月間から最長で6か月間で、それを超えた時期の退職は返金の必要はありません。

また、紹介手数料が安く設定されている場合は、返金規定が無いケースもあります。

 

ポイント② エージェントが求人を紹介するときどんなことを考えているかを知ろう

転職エージェントのビジネスモデルが分かったところで、転職エージェントが転職希望者に求人を紹介するとき、どんなことを考えているかの裏事情を知っておきましょう。

相手の裏の思考を知ることで、言っていることの信用性を判断しやすくなります。

なるべく紹介手数料が高いところに紹介したい

転職エージェントが転職者に求人を紹介するとき、「なるべく紹介手数料が高いところに紹介したい」という思いを持っています。

ビジネスをする上で、より売り上げや利益につながるクライアントを優先することは当然のこと。

求人企業によって、紹介手数料の高い低いがあるのは前述の通りなので、転職エージェントがおすすめしてくる背景には、「転職希望者にマッチした案件だから」ということもあると思いますが、「より紹介手数料が高い求人だから」という可能性も大いにあるでしょう。

なるべく採用ハードルが低いところに紹介したい

いくら企業に人材を紹介しても、転職希望者に手厚いサポートをしても、採用され入社しなければ報酬は発生しません。

このようなビジネスモデルである以上、採用ハードルがあまりに高い紹介先企業に対しては、転職エージェントは積極的に紹介したがらない傾向があります。

そのため、転職希望者におすすめしてくる求人も、採用ハードルが低い(=紹介手数料がもらいやすい)ものである可能性があります。

採用されやすい求人を紹介されるのは、早く転職を決めたい人であればメリットになります。

一方で、自分に合った会社に転職したいという希望がある人には、希望がないがしろになっている可能性もありますのでデメリットにもなり得るでしょう。

なるべく早く入社してほしい

転職エージェントの担当は営業職であるため、売り上げ目標が存在します。

売上目標は、月ごとの設定だったり、3か月ごとの四半期や、半年ごとの半期の設定だったりします。

この課せられた売り上げ目標を達成することが営業のミッションであり、この達成率でボーナスや昇給が決まるので、担当エージェントが最も重要視しているものと言えます。

その月の売り上げ目標がまだ達成できてない営業担当者は、なるべく早く売上(=紹介手数料)を得たいという思いが強くなるのは必然。

そのため、担当によっては転職希望者に対して転職を急かし、なるべく早く入社してもらおうと躍起になっている可能性があります。

早く転職したいという希望を持った人であれば、利害が一致するので問題ないですが、じっくり時間をかけて転職活動をしたいという人は、注意が必要でしょう。

 

ポイント③ エージェントとの面談であなたへの熱量が確定する

転職エージェントの熱量は、転職希望者がどれだけ「早く」「確実に」転職を考えているかによって決まります。

転職エージェントを利用するとき、はじめに担当してくれるエージェントとの面談をします。

面談の中で希望の転職時期や、年収、働き方、職種・業種などを伝え、転職エージェントはその希望に合った求人をマッチングし紹介してくれます。

ただし、前述のような裏事情があるため、面談の際の転職希望者の状況と、担当エージェントの状況とがうまく噛み合わないと、積極的に求人を紹介してくれないということが発生する場合があります。

「いい会社が見つかり次第転職も視野に入れようかな」くらいの温度感だと、転職エージェント側の熱量が下がるのです。

例えば、転職時期が6か月後の転職希望者がいた場合、すぐに売り上げを上げたい担当者の熱量は下がります。

また転職しようか迷っている人材の場合も、売り上げにつながらない可能性が高いので紹介はされづらいでしょう。

積極的に求人を紹介されたいなら多少の方便も必要

転職エージェントの熱量低下を回避するためには、面談の際、多少の方便も必要です。

  • 転職時期は3か月前後先など、早めのタイミングであること
  • 転職は確実にしたいというスタンスを伝えること
  • 連絡は迅速に対応し、面接日の調整も積極的に行うという思いを伝えること

などというポイントを押さえて面談に臨めば、担当エージェントも高い熱量で、たくさんの求人を紹介してくれることでしょう。

転職エージェントの都合で求人を紹介されないために

転職エージェントの担当にもよりますが、より高い売り上げを、より早く得たいというエージェントは多いはず。

ともすると転職希望者に合った求人よりも、転職エージェント側の都合に合った求人を紹介されることもあるでしょう。

これを回避するためには、面談時に「他にも複数の転職エージェントを利用している」ことを伝えることが効果的。

「しっかりマッチした求人でないと別のエージェントに行かれてしまう」ということを暗にわからせることで、エージェント側の都合で紹介されることを回避できます。

また、担当が早く転職させようとあまりにぐいぐい来る場合は要注意。自分のことしか考えてない可能性があります。

こういった担当にあたってしまった場合は、会社側に理由を伝え担当変更をお願いすればOKです。

同じ転職エージェントでも、担当する人の人格や力量で大きく差があるので、一人の担当者が合わなくてもすぐに見限ることの無いようにしましょう。

 

ポイント④ 登録時の経歴情報はできるだけ詳細に書こう

登録時は、経歴情報や保有資格などをできるだけ詳細まで記載することがおすすめです。

どんな仕事をしてきて、どんな実績を上げたか、どんな責任(役職)を任されてきたかなどということを、可能な限り具体的に、できるところは数字で表すようにしてください。

おすすめする理由は2つ。

ポイント

  1. それによって採用をもらえる人材かどうかが判断できるので、採用されやすい優秀な人材は転職エージェントから積極的に紹介されることになるから。
  2. どんな経歴をもっているかを伝えることで、よりマッチした求人を紹介してもらえる確率が高まるから。

少し面倒に感じるかもしれませんが、登録時の情報を詳細まで記載することは、転職を成功させる近道になりますので、手を抜かずに取り組むようにしましょう。

 

まとめ:裏事情を知ったうえで、エージェントをうまく使いこなし、かしこく転職しよう!

いかがでしたか?

業界内にいないとわからないような転職エージェントの裏事情が、おわかりいただけたと思います。

転職エージェントがビジネスである以上、営利的な裏事情があるのは仕方のないこと

大切なのは裏事情の存在をしっかりと認識したうえで、エージェントのメリットだけを活用して、賢く転職活動を進めていくことです

そうすれば、きっと納得のいく仕事に出会えるはずです。

あなたの転職の成功を、心から願っています。

 

転職エージェントが教える!転職エージェントを利用中断するときの注意点と方法!

転職希望者今の会社に残ることにしたけど、途中で中断したいって転職エージェントになんて伝えれば良いんだろう?  転職エージェントを利用して転職活動を行っている中で、他の企業から内定が出たり、退職する理由 ...

続きを見る

Copyright© 転職エージェントおすすめ.jp〜転職サイト比較ランキング〜 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.