「転職エージェントって使ったほうがいいの?」
「使わないほうがいいの?」
「どっちが有利なの?!」
この記事ではそんな人向けに、転職エージェントを使わない転職方法とエージェントを使わずに転職活動を進めるメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
また、転職エージェントを使わなくてもいいケースについてもお伝えしていくので、エージェントを使うべきか悩んでいる人・使わないことで不利になるのか不安な人・エージェントを使わない転職を検討している人は、是非参考にしてみてください。
この記事の内容
転職エージェントを使わなくても転職できる
転職エージェントを使わなくても転職することは可能です。
なぜなら、転職エージェントの他にも転職求人サイト・ハローワーク・直接応募などといった転職の手段があり、実際にそういった方法で転職に成功している人も数多くいるからです。
本来、「転職をする」ということにおいて一番重要なのは、あなたの実現したかったことを叶えられたり、いきいきと活躍できたりするような転職先を見つけることですよね。
どんな経路を辿ったとしても、結果的にあなたが納得のいく・満足のできる企業に転職することができればいいのです。
転職エージェントを使おうが、転職求人サイトを使おうが、直接応募しようが、あなたにとって最高の会社に入社しそこでやりたかったことがやれればそれでいいのです。
そのため、どんな手段を用いて転職するのかにあまりこだわらなくても大丈夫です。
とは言うものの、転職エージェントを使うことで得られるメリットも確実にあるため、使わないことで不利になるのではないかと不安に思う人は多いでしょう。
そういった人の多くは、転職エージェントを使わないメリットやデメリットをしっかりと把握できていないことで、使うべきかどうか判断できていないケースが多いので、どちらも理解した上でどんな転職方法を取っていくのかを考えていく必要があります。
メリットやデメリットについてお伝えしていく前に、まずは転職エージェントを使わない転職方法をご紹介していきます。
エージェントを使わずに転職活動を進める方法
ここでは、具体的に転職エージェントを使わない転職方法にはどんなものがあるのかご紹介していきます。
転職エージェント以外の転職方法をまとめてみました。
1.転職求人サイト
2.企業の採用ページから直接応募
3.ハローワーク
4.リファラル採用
5.SNS採用
6.ヘッドハンティング
各転職方法についてそれぞれ特徴を詳しく見ていきましょう。
1.転職求人サイトを使う
1つ目は転職求人サイトです。
転職エージェント以外で…と考えたときに、おそらく真っ先に思いつく転職方法ではないでしょうか。
転職求人サイトは、希望条件を満たす求人を自分で探し応募から面接まで進めていくスタイルの転職方法です。
求人企業も積極的に採用している募集方法の1つなので多種多様な求人情報を見ることができ、自分が見たいと思う求人を転職者自身で検索し、比較検討してから応募することができます。
転職求人サイトを利用した転職活動は、全体的に自由度が高い反面、自己管理能力が求められるという特徴があります。
メリット
〇 24時間いつでもどこでも無料で利用できる
〇 自分のペースで転職活動を進められる
〇 自分の希望条件を正確に反映した求人情報収集ができる
〇 応募したいと思ったらどんな企業にも応募できる
デメリット
〇 掲載求人数が膨大で求人探しに時間がかかる可能性がある
〇 求人探し~入社までのすべてを自分で対応しなければならない
〇 応募先企業の内部情報までは分からない
〇 人気の求人に応募が集中しやすく書類選考が通過しにくい
こんな人におすすめ
〇 まずはどんな求人があるのか見てみたい人
〇 自分にベストマッチな企業の見極めができる自信のある人
〇 条件交渉を自身で行える人
2.企業の採用ページから直接応募する
2つ目は企業への直接応募です。
直接応募は、直接企業の採用サイトなどから応募していくスタイルの転職方法です。
自社ホームページを設けている企業であれば採用ページを開設している場合が多いので、そこから採用情報を入手しつつ応募することができます。
最近の転職活動では用いられる機会が減ってしまっていますが、昔は企業へ直接問い合わせをして応募するのが普通でした。
あまり利用する人がいない転職方法だからこそ、ねらい目であり、他人と差をつけることができる方法の1つと言えるでしょう。
直接応募をする転職活動は、企業に好印象を与えられる反面、トラブルや交渉事は自己責任で行う必要があるという特徴があります。
メリット
〇 熱意・やる気が伝わる
〇 志望意識が高いことをアピールできる
〇 企業との間に介入者がいないので手続きがスピーディー
デメリット
〇 求人内容が不明確な場合があり企業や仕事内容の理解が浅いまま選考が進む可能性がある
〇 スケジュールの調整や条件交渉を自分で対応しなければならない
〇 多数の応募に埋もれ書類選考が通過しづらい場合がある
こんな人におすすめ
〇 行きたい企業が決まっている人
〇 どこにも求人広告を出していない企業へ応募したい人
〇 選考対策を自身で行える人
3.ハローワークを使う
3つ目はハローワークです。
ハローワークは、厚生労働省が運営する職業紹介機関で、職員のサポートを受けながら求人検索を行い応募から面接まで進めていくスタイルの転職方法です。
窓口で求人を紹介してもらえたり、企業との面接日程調整をしてもらえたり、選考対策やセミナー受講を無料で受けられたりといったサポートを受けながら転職活動を進めていくことができます。
ハローワークを使った転職活動は、無料で有人サポートを受けられる反面、スカウトメールや案件紹介メールをもらえるわけではないので自分主導で行動していくことが求められるという特徴があります。
メリット
〇 カウンセラーが強く求人企業を勧めることが少ない
〇 全国区に事業拠点があり、地域密着した求人が豊富
〇 合否通知が必ず来る
〇 求人情報と実際の労働条件が異なるようなブラック企業に出会った場合は、責任をもって対処してもらえる
デメリット
〇 自分で行動を起こさないと求人は見つからない
〇 相談職員のサポートの質にバラつきがある
〇 業界知識や企業の内情など詳細な情報はもらえない
〇 求人票に写真がついておらず会社のイメージをつかみづらい
こんな人におすすめ
〇 UターンやIターン転職など特定の地域で転職したい人
〇 中小・中堅企業で働きたい人
〇 ブランクがあり職業訓練を受けてから転職先を探したい人
4.リファラル採用を使う
4つ目は、リファラル採用です。
リファラル採用は、友人や知人経由で自身が所属している会社を紹介してもらうスタイルの転職方法です。
会社の雰囲気や人間関係など実際に働いているからこそわかる情報を把握した上で面接に臨めるので、転職にありがちな失敗のリスクを減らすことができます。
リファラル採用を使った転職活動は、転職後のミスマッチが発生しにくい反面、不採用になった場合や紹介者よりも出世した場合など、紹介者との人間関係に何かしらの影響を与える状況に陥るケースもあるという特徴があります。
メリット
〇 企業理念などを理解した友人・知人からの紹介なのでマッチング率が高い
〇 書類選考をスキップできるケースもある
〇 推薦をもらっている状態なので面接のハードルが下がる可能性が高い
デメリット
〇 内定を辞退したくでも断りにくい
〇 給与交渉しづらい
〇 入社後に辞めにくい
こんな人におすすめ
〇 自身のビジョンとのマッチ度や企業カルチャー等を軸に転職したい人
〇 その企業に入社した後のキャリアビジョンをしっかりと描けている人
5.SNS採用を活用する
5つ目はSNS採用です。
SNS採用とは、Facebook・Instagram・Twitter・Wantedly・LinkedInといったSNSを使って求人に応募したりスカウトをもらったりといったスタイルの転職方法です。
SNSのアカウントは匿名で登録できるものも多いため、採用企業とカジュアルに接点を持つことが可能です。
SNSを活用した転職活動は、 個人のブランディングを手軽に行える反面、ネットリテラシーや人と企業を見極める目が特に求められるという特徴があります。
メリット
〇 自分自身の経歴やスキル、ポートフォリオを「メディア」として発信できアピールになる
〇 採用担当者や経営者と直接コンタクトを取れる
デメリット
〇 実名登録している場合、情報が漏れやすい
〇 コンタクトを取った人や企業の見極め、条件面の確認などは自己責任
こんな人におすすめ
〇 日ごろからSNSを活用している人
〇 ネットリテラシーのある人
〇 企業のビジョンやミッションに共感できるかを重視した転職をしたい人
6.ヘッドハンティングを受ける
最後はヘッドハンティングです。
ヘッドハンティングは、人材紹介会社に所属するヘッドハンターからスカウトを受け、クライアントである企業に紹介してもらうというスタイルの転職方法です。
ヘッドハンティングを受けるには、知人からヘッドハンターを紹介してもい接触を図る方法や、ヘッドハンター型の転職サービスに登録する方法などがあります。
基本的にヘッドハンターが保有する案件は、希少価値が高い優良案件であることが多いので、キャリアアップできるチャンスになると言えます。
ヘッドハンティングを受ける転職活動は、好待遇で転職できる可能性が高くなる反面、ヘッドハンティング詐欺が発生するケースもあるためヘッドハンターの信頼性を見極めることが求められるという特徴があります。
メリット
〇 自身の社会的価値を確認できる
〇 条件を提示しやすく好待遇で転職できる可能性が高い
デメリット
〇 ヘッドハンターから共有される情報の正確さとヘッドハンターの質を見極める必要がある
〇 ヘッドハンターが介入する分、面談回数が増えたりと少し手間が増える
こんな人におすすめ
〇 ハイキャリア転職したい人
〇 さらにスキルを伸ばせる環境に身を置きたいと思っている人
〇 現在の能力を活かせる新しい仕事をしてみたいと思っている人
エージェントを使わないデメリット
前項で転職エージェントを使わない転職方法を6つご紹介したので、エージェントを使わなくても転職活動を進めていくことは可能だとお分かりいただけたと思います。
転職エージェントを使わなくても転職することは可能なのですが、エージェントを使った方が上手く転職活動を進めていくことができるケースも確かにあります。
そこで、ここでは転職エージェントを使わないデメリットについて解説していこうと思います。
使わないデメリット
1.非公開求人に出会えない
2.転職のプロだからこそできる選考対策を受けられない
3.面倒な手続きの代行をしてもらえない
1.非公開求人に出会えない
転職エージェントを使わないデメリット1つ目は、非公開求人への応募ができないことです。
転職エージェントが保有している求人のうち約8割が、転職求人サイトなどでは閲覧できない、一般に公開されていない非公開求人だと言われています。
非公開求人の他にも、A社にはあるけど他社にはないといったような、各転職エージェントが独自に集めた独占案件という求人も存在しています。
こういった非公開求人や独占案件は、高年収のものや重要なポジションの内容のものが多く、転職エージェントに登録していないと出会うことも応募することもできません。
また、転職エージェントを利用することで自力では見つけられなかった求人や想定していなかった求人を紹介してもらえることも多いです。
求人数は選択肢の量に直結しているので、転職エージェントを使わないことでチャンスを逃す可能性があることは大きなデメリットと言えるでしょう。
2.転職のプロだからこそできる選考対策を受けられない
転職エージェントを使わないデメリット2つ目は、転職のプロだからこそできる選考対策を受けられないことです。
転職エージェントは、転職者と企業との橋渡し役としてこれまでに多くの転職サポートを行ってきているため、確かな経験と実績を備えています。
そのため、求人企業がどんな人材を求めているのか・どんな背景から人材を募集しているのかといった企業側のニーズや、企業の労働環境・人間関係・福利厚生などの実態といった内部情報まで把握しているキャイリアアドバイザーは数多くいます。
そういった転職エージェントだからこそ保有している情報を基に、各企業ごとに有効的な選考対策を行ってもらえるため、万全な状態で面接に臨むことができるでしょう。
転職エージェントを使わないということは、エージェントから効果的且つ実践的なアドバイスをもらえないことになり、あまり有益な情報がないまま自分一人で選考対策を行うことになるでしょう。
その結果、最適な選考対策ができず転職活動を長期化させてしまう可能性があります。
3.面倒な手続きの代行をしてもらえない
転職エージェントを使わないデメリット3つ目は、面倒な手続きややり取りをすべて自分で行わなければならないことです。
転職活動中は企業とやり取りする場面が多く発生しますが、それらを転職エージェントに代行してもらうことができます。
転職エージェントに代行してもらえるものは主に以下の6点です。
履歴書・職務経歴書の作成(添削)
求人の応募手続き
面接の日程調整
配属先・入社時期・給与の交渉
雇用契約書の確認
入社関連手続き
特に現職と並行して転職活動を行っていて時間を割けない人や、企業と直接交渉することに抵抗がある人などは、転職エージェントを活用することでストレスフリーな転職活動を進めることができるでしょう。
転職エージェントを使わない場合、自分ですべてを対応しなければならないので、負担も大きくなりますしその分労力も費やすことになってしまいます。
限られた時間の中で、効率的に転職活動を進めるサポートをしてもらえないことによるビハインドは大きいと言えるでしょう。
エージェントを使わないメリット
転職エージェントを使わないことで生じてしまう不利益について解説しましたが、もちろん、エージェントを使わないことでメリットを受けられるケースもあります。
ここでは転職エージェントを使わないメリットについて解説していきます。
使わないメリット
1.自分のペースで転職活動を進められる
2.転職エージェント側の都合に振り回されず自分で意思決定できる
1.自分のペースで転職活動を進められる
転職エージェントを使わないメリット1つ目は、時間的な制約がなく自分のペースで転職活動を行えるということです。
転職エージェントは、転職者を転職させ、転職先企業で一定期間勤めてもらうことで報酬を受け取る成功報酬型のビジネスモデルになっています。
そのため、転職者には早く内定を獲得してもらい、早く入社して働き始めてほしいと考えるキャリアアドバイザーもいます。
応募企業の選定を急かしたり、内定が出たら内定承諾の意志決定を急かしたりと、場合によってはあまり余裕をもって転職活動を進められないケースがあります。
また、転職エージェントによってはサポート期間を設けているエージェントもあり、自分のペースで着実に転職活動を進めていきたい人や今すぐ転職したい訳ではない人には向かない可能性があるのです。
転職エージェントを使わない場合は、介入者がいない分他人を気にすることなく自分主導で転職活動を進めていくことができるでしょう。
2.転職エージェント側の都合に振り回されず自分で意思決定できる
転職エージェントを使わないメリット2つ目は、転職エージェント側の都合に振り回されず自分で自由に意思決定できるということです。
転職エージェントを使う場合、基本的にはエージェントから紹介された求人の中から応募する企業を選定します。
それは逆に、転職エージェントが獲得できていない求人には応募することができないということでもあります。
先述したように、転職エージェントは企業からの成功報酬でサービスを運営しています。
保有する求人の中から転職者の希望に近いベストマッチな求人を提案してくれる場合がほどんどですが、希望に沿わない内定を取りやすい求人を優先的に紹介したりと、キャリアアドバイザーの都合を優先されてしまうケースもしばしば起こります。
自分の希望条件を明確に提示し、同じ目線に立って条件に合う求人を提案してもらうことができれば問題ありません。
ですが他人に流されやすい人・意見をはっきり言えない人は、転職エージェントの上手い営業トークに流され転職の軸がぶれてしまい、不本意な転職をしてしまう可能性があります。
転職エージェントを使わない場合、自分が見たいと思う求人を検索でき、比較検討してから応募したいと思った企業に応募することができます。
自分のこだわりの希望条件を反映しやすいため自身のニーズに近い求人を探せる点や、応募企業を選ぶ際の自由度が高い点は大きなメリットと言えるでしょう。
転職エージェントを使わなくてもいいケース
転職エージェントを使わないデメリットとメリットについて解説したので、ここではどんな場合に転職エージェントを使わなくてもいいと言えるのかについて解説していきます。
転職エージェントを使わなくてもいいケースは以下の2つです。
1.転職エージェントに求人を依頼していない企業へ転職する
2.転職したい企業が決まっている
1.転職エージェントに求人を依頼していない企業へ転職する
転職エージェントを使わなくても転職できるケース1つ目は、エージェントに求人を依頼していない企業を目指している場合です。
先述しましたが、そもそも転職エージェントで取り扱っていない求人を紹介してもらうことはできません。
例えば、創業間もないベンチャー企業やNPO・NGO団体などは取り扱っていない場合が多いです。
また、上記以外にも諸事情で求人を出していない企業もあるでしょう。
そういった転職エージェントを活用していない企業への転職を考えている場合は、企業の採用ページまたは転職求人サイトといった他の転職サービスなどから応募する形になるでしょう。
2.転職したい企業が決まっている
転職エージェントを使わなくても転職できるケース2つ目は、転職したい企業が決まっている場合です。
具体的には、転職先企業を1社に絞っている・この1社がダメだったら今の会社に残ると決めているようなケースです。
このように転職したい企業を絞り込んでいる場合は、転職エージェントを利用せず企業の採用ページから直接応募するのがおすすめです。
また、1社に絞っておらず応募企業が数社ある場合でも、受かる確率があると判断できた場合であれば、直接応募してみるのもいいでしょう。
「使う方がいい?」と迷っているなら活用するのがおすすめ
転職エージェントを使うことで転職活動を円滑に進められるかどうかは人によって変わってきてしまうため、自分にとってどのようなメリット・デメリットがあるか考えた上で利用を検討する必要があります。
先述した転職エージェントを使わないデメリットとメリットを把握した上で、もし転職エージェントを使うほうがいいのか・使わないほうがいいのか決めかねているなら、これからご紹介する判断基準を参考にしてみてください。
「転職エージェントは使うべき?」と迷った時の判断基準
「転職エージェントは使うべき?」と迷った時の判断基準
1.キャリアの方向性は決まってる?
2.キャリアチェンジ以外の目的のために転職したい?
3.自分一人の力だけで、
__①自分の希望と企業のニーズがマッチしているか判断(企業選定)できる?
__②企業ごとに異なる選考基準に合わせた選考対策を立てられる?
__③日程調整できる?
__④条件交渉できる?
4.誰にも干渉されずマイペースに転職活動をしたい?
5.1~4の基準を踏まえた上で、転職エージェントを使わないことに迷いはない?
この判断基準すべてに自信をもって「イエス」と答えらるなら、転職エージェントを使わない転職活動を進めていくことができるでしょう。
しかし、もし少しでも不安や迷いがあるのであれば、転職エージェントを使うことをおすすめします。
まずは「迷ったら取り合えずやってみる」でもいいと思います。
転職エージェントは無料で利用することができますし、利用するかどうかは登録後のキャリアアドバイザーとの初回面談を終えた後に決めてもいいのです。
また、面接対策には自信があるから日程調整や条件交渉といった面倒な部分のサポートだけしてほしい場合などは、面談の際にそのように伝えておくことで、あなたが求める範囲内で最大限サポートしてくれますよ。
転職エージェントを使う場合は、そういった「何をしてもらうのか」を明確化しきちんと提示しておくことで、エージェントを使わないメリットの箇所でお伝えしたようなエージェントに振り回されるといったことも起きずらくなるはずです。
「転職エージェントを使うことでどんな効果が生まれ、その先に自分の求める結果があるのか」という視点を常に意識し、エージェントを使い倒して満足度の高い転職の実現を目指しましょう!
おすすめの転職エージェント
実際の利用者からの評判がいいおすすめな転職エージェントを3社ご紹介しておきます。
もし、転職エージェントを使った転職活動を進めることにした際は参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職活動をするならまず登録しておきたい転職エージェントです。
保有している求人数は20万件以上と業界内でも圧倒的な求人数を誇っています。
その分サポート対象となる年代層・業種・職種・地域・役職なども幅広く、多様な求人を豊富に取り扱っています。
とにかく多くの求人を見たい人・それによって視野を広げたい人には特におすすめの転職エージェントです。
また、業界最大手という強みを活かしたサポート力・企業への安定した提案力に定評があります。
初めて転職する人・転職エージェントの利用を検討しているすべての人におすすめです。
dodaエージェントサービス
dodaのエージェントサービスは、リクルートエージェントに次いで業界No.2の大手転職エージェントです。
約10万件という求人を保有しており、大手企業から外資系やベンチャー企業まで幅広く取り扱っています。
キャリアアドバイザーの細部まで行き届いたサポートサービスに定評があり、他の転職エージェントでは紹介してもらえなかったけどdodaでは求人が見つかったという口コミも数多くあります。
そのため、リクルートエージェント同様すべての人におすすめできる転職エージェントです。
まだ転職を検討し始めたばかりという人は転職サイトのdodaに登録して情報収集を進め、本格的に転職活動をスタートする段階になったらdodaのエージェントサービスに申し込むのがおすすめ活用法です。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、20代の転職を検討している人ならまず登録しておきたい転職エージェントです。
他の大手転職エージェントと比較すると保有求人数は多くはありませんが、20代や第二新卒向けの非公開求人が豊富で20代からの満足度が非常に高くなっています。
新卒領域で培った学生サポートノウハウを活かした支援体制を整えているため、初めての転職の支援にも強みがあります。
また、業界ごとの専任性を取っているため、各業種・職種の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが親身に対応してくれます。
20代~30代の人・業界に特化した情報を収集したい人にはとてもおすすめな転職エージェントです。
業種・職種・目的別のおすすめ転職エージェントを確認したい場合は、以下のページで詳しくまとめているので是非参考にしてみてください。
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【転職エージェントランキング】職種・目的別におすすめの登録先を徹底比較!
転職エージェントは各エージェントの強みに違いがあるため、特徴を比較してあなたの転職目的に合った転職エージェントを選ぶことが大切です。 今回は、実際に転職エージェントに登録して転職活動を行った私が、転職 ...
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで転職エージェントを使わない転職方法と、エージェントを使わずに転職活動を進めるメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。
内容のおさらいです。
まとめ
〇 転職エージェントを使わずに転職活動を進める方法
__1.転職求人サイト
__2.企業の採用ページから直接応募
__3.ハローワーク
__4.リファラル採用
__5.SNS採用
__6.ヘッドハンティング
〇 転職エージェントを使わないデメリット
__1.非公開求人に出会えない
__2.転職のプロだからこそできる選考対策を受けられない
__3.面倒な手続きの代行をしてもらえない
〇転職エージェントを使わないメリット
__1.自分のペースで転職活動を進められる
__2.転職エージェント側の都合に振り回されず自分で意思決定できる
〇 転職エージェントを使わなくてもいいケース
__1.転職エージェントに求人を依頼していない企業へ転職する
__2.転職したい企業が決まっている
〇 転職エージェントを使うべきかの判断基準
__1.キャリアの方向性は決まってる?
__2.キャリアチェンジ以外の目的のために転職したい?
__3.自分一人の力だけで、
____①自分の希望と企業のニーズがマッチしているか判断できる?
____②企業ごとに異なる選考基準に合わせた選考対策を立てられる?
____③日程調整できる?
____④条件交渉できる?
__4.誰にも干渉されずマイペースに転職活動をしたい?
__5.1~4の基準を踏まえた上で、転職エージェントを使わないことに迷いはない?
もしあなたが今、転職エージェントを使うほうがいいのか、使わないほうがいいのかで迷っているなら、是非一度利用してみることをおすすめします。
ここまで解説してきた通り、転職エージェントを使わなくても転職することは可能です。
ですが、使わなくてもいいケースに当てはまる場合を除いて、転職エージェントを使ったほうが効率よく有効的に転職活動を進められ、結果的に満足度の高い転職を実現できることも多いです。
方法や目的を含め「あなたがどんな転職をしたいのか」を考えて、転職エージェントを使うのか使わないのかの判断をしてみてください。
この記事があなたの転職活動のお役に立てることを願っています。