この発言は、実際に私の元へ転職活動の相談へやってきた、管理職をおこなっているなどのハイクラスの人材から相談を受けた時に聞いた言葉です。
ハイクラスな人材が転職を考えていると聞くと、意外に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
ハイクラスの人々も転職を考えるようになってきました。しかし、ほとんどのハイクラスなキャリアの持ち主が、現在の仕事にある程度責任を持ってしまっていることから、ハイキャリアのほとんどの人が転職の意思を隠して転職活動をしています。
ですが、近年は、ハイクラスな人材も、気軽に転職を考えられる環境が揃ってきました。
では、ハイクラスな人々が転職を考えた際に、転職のために整えられた環境の何を利用するべきなのでしょうか。
この記事では、ハイクラスの人が、転職の際に利用するべきおすすめの転職サービスや注意点をご紹介していきます。
転職活動の方法がわからないけれどステップアップを目指したいハイキャリアな人々などは、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
【種類別】おすすめの転職エージェントランキングベスト2!各社の強みを比較しご紹介!
私の元へ転職希望としてハイクラスな人物がやってきた場合には、転職エージェント一択と言っても過言ではないとも伝えています。
転職エージェントとは、求人情報を、転職エージェントのエージェントが、カウンセリングの結果や、自分の要望に合わせて紹介してくれるサービスです。
さらに、たいていの転職エージェントは、エージェントに対して、転職方法や、転職活動の相談などもおこなうことが可能です。
転職方法や、転職活動の相談も可能であり、転職のプロである、エージェントがカウンセリングなどをおこなったうえでの求人情報を消化してくれるサービス。非常に有効な転職サービスだと感じてもらえることでしょう。
しかし、この有効な転職サービスである転職エージェントは、ハイクラスな人材からの知名度が圧倒的に足りていないように感じています。
知名度が足りていないがゆえに、ハイクラスの転職希望者が、転職活動の方法にたいていの場合困っているのも事実です。
そこで、おすすめの転職エージェントを、転職エージェントの形態に合わせて2つずつランキング形式でご紹介いたします。
ぜひ、自分にあった転職エージェントを活用しましょう。
総合型でおすすめのエージェント
総合型の転職エージェントとは
転職エージェントのエージェントが専任の担当者となり、自分の要望とマッチする求人を紹介してくれる形式の転職エージェントです。
総合型の転職エージェントが圧倒数を占めているので、転職エージェントと認識されているのは、一般的には総合型の転職エージェントとなります。
総合型もかなりの非公開求人を持ち合わせていますが、専任のエージェントが求人情報を紹介する形式となるので、転職希望者へ合致する求人があれば、紹介が断続的におこなわれます。
そのため、ヘッドハンティング型と比べると、連絡が多くなることが特徴です。
連絡が多いので、うまくいけば、最短で1ヶ月で内定を得ることもできるので、短期決着を望むのであれば、総合型の利用でしょう。
では、総合型でおすすめのエージェントのランキングをご紹介していきます。
1位 JACリクルートメント
外資系の強みを生かして、外資系での求人が多く集められていますが、用意されている求人は、かなり優良な求人ばかりが集められています。
さらに、その求人の応募要項の中に、かなり高いハードルが設定されているものばかりなので、必然的にハイキャリアの人材専用のような形式になっています。
総合型ではありますが、結局のところ、JACリクルートメントを利用するには、必然的にハイキャリアでないと、紹介される求人が用意できないため、ハイキャリア専用のような形になっている転職エージェントです。
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2位 リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手のため、第二新卒から、ハイキャリアまでどのような人にも対応できる転職エージェントとなっています。
リクルートエージェントは、転職エージェント業界で、最大の求人数を所持しています。
この数は圧倒的と言われており、その中でも非公開にされている求人が数多くあります。
リクルートエージェントは、ハイキャリア向けの求人は、特に、非公開求人として取り扱っていることが経験上多いので、優良求人であって、リクルートエージェントのみしか所持していない、宝が隠されている可能性が非常に高くあります。
そのため、誰でも利用できる転職エージェントではありますが、ハイキャリアに向けてもおすすめの転職エージェントであると言えます。
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ヘッドハンティング型でおすすめのエージェント
以前同業他社からヘッドハンティングを受けた経験がある
自分を必要としてくれる人がいるところへ行きたい
このような希望を持つ場合は、ヘッドハンティング型の転職エージェントがおすすめです。
ヘッドハンティング型の転職エージェントとは
あなたの経歴や、面談でのカウンセリングから、転職希望者の情報を登録しておき、企業側が転職希望者を気になった場合に、その企業の求人情報を、転職希望者に伝えるサービスを主に展開している転職エージェントです。
企業やヘッドハンターが気になった際に連絡が来るというスタンスなので、突出した経歴を持っていなければ、連絡が多く来ることはありませんので、気長に、自分を気になってくれる企業を待つというのが基本的な利用のスタイルです。
さらに、ヘッドハンティング型の転職エージェントは、ほとんどの求人がサイト上に掲載されず、非公開にされており、用意されている求人情報も、企業側の求めるハードルが高く設定されているので、なおのこと、自分の経歴が重要となるサービスです。
では、ヘッドハンティング型でおすすめの転職エージェントを2つランキング形式で紹介いたします。
1位 ビズリーチ
ヘッドハンティング型の形式を採用し、本当にハイクラス向けの求人しか取り扱いをおこなっていないことから、専門家からでも、ハイクラスはビズリーチと認識しているほど圧倒的な評価を得ています。
自分のキャリアがハイクラスなものであるほどに、良い求人が見つけられます。
そして、ビズリーチは大きな特徴として、タレント会員とハイクラス会員に登録者を分けて、有料での登録としています。
ほとんどの転職エージェントが無料で利用できる中で、有料としていることや、ハイクラス向けでヘッドハンティング型となるので、第二新卒のような人材が登録しても、相手にすらされないような形になっていることからも、ハイキャリアばかりが利用している転職エージェントです。
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2位 キャリアカーバー
実は、ビズリーチとキャリアカーバーがあまりにも突出して実績を残しているので、専門家の視点では、「おすすめはビズリーチだけど、それ以外だとキャリアカーバー」との考えを持つ人と、「おすすめはキャリアカーバーだけど、それ以外だとビズリーチ」との考えを持つ人で2手に分かれています。
キャリアカーバーは、リクルートが運営しているという点では安心感を得ることができます。
ですが、リクルートは多様な転職エージェントを展開していますので、ビズリーチのように、専任でハイクラス専用にサイトを運営している転職エージェントには、専門性として少し劣るとの考えを持っているので、このようなランキングとしました。
職種・目的別におすすめな転職エージェントについて知りたい人は、詳しくまとめた記事があるのでこちらも合わせてご覧ください。
ハイクラス・エクゼクティブクラスはどんな転職の傾向があるの?
いったい転職とはどうすればいいものか…。
転職活動自体がまったくわかりません。
これは、私の元へ実際に寄せられた、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材からの転職相談です。
中には、課長などの役職を背負っている人もいましたが、意外に皆さん転職活動となると弱気なのです。
ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、私の経験上、今までのほとんどの場合に、他の企業から声がかかるようなヘッドハンティングでの転職ばかりでした。
さらに、日本は現在まで、終身雇用を基本と考えていたので、1つの会社で長く勤める方が素晴らしいとの美徳が生まれてしまっています。
現在の第二新卒の世代はこの考えが薄れていますが、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、30代後半ぐらいから40代の人々ばかりなので、その美徳を今も持っている人が多いのです。
つまり、転職をあまり良いことだと捉えていません。
しかしながら、転職を自分のスキルアップのために1つの選択肢として選べるようになった現代に、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材も転職を考えるようになりました。
そこで、ヘッドハンティング型の転職エージェントは登場していますが、やはり現在も、転職サービスなどを利用せずに、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、ヘッドハンティングが主な転職となっている傾向は変わりません。
そもそもどんな人材のこと?
ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材とはどんな人材でしょうか。これは、過去の経歴に、一定の評価される経歴を持っている人物のことです。経歴はこのようなものがあります。
- SEとして、某大手ECサイトの電子マネーサービスのシステムを構築した
- 管理職として大手企業での勤務経験がある
- 起業して現在では年商億越え
簡単に言うと、誰にでも自慢できるような経歴を持った人のことを指していると言っても過言ではありません。
さらに、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、キャリアアップの行き着く先が、年収を現状より上げていくことや、経歴に明確に箔がつくようなものをつけることになるので、同じような希望や考えを持つ人が多いのも特徴です。
取締役・社長・管理職へステップアップしたい
ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、取締役や社長や管理職へステップアップすることで、自分のキャリアを名目上もキャリアアップしていきたいと考えている人が多い傾向にあります。
これは当然のことであり、どんな中小企業であっても、取締役や社長や管理職にステップアップした経験というのは評価される経歴です。
この評価というのは、次のレベルへステップアップする。つまりは、キャリアアップをおこなう際に重要なものとなります。
そのため、ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材が、さらに上を目指す際の必要な材料として、取締役や社長や管理職にステップアップしたいと考えています。
年収1000万円クラスの求人を希望している
年収が1000万円を超えることは、1つのハイクラスやエクゼクティブクラスの人材との目安となります。
年収200万円が新卒の目安と言われている現代で、その5倍ともなると、かなり余裕を持って生活をできるほどの財力となります。
ハイクラスやエクゼクティブクラスの人材は、それなりの立場となることも多いので、当然ながらそれなりのお金も必要となります。
そのため、1つの目安として、年収が1000万円を超えることを希望して求人を探す傾向にもあります。
ハイクラス転職こそ転職エージェントを利用すべき理由
昨今は、ハイクラスの転職の主流であったはずのヘッドハンティングが、あまりおこなわれないようになってきました。
そんな中でも、転職エージェントは、ヘッドハンティング型の転職エージェントも出てきているなど、ヘッドハンティングや、求人紹介など、昔からおこなわれている転職の際の手段を、ハイクラス専用にレベルアップさせたうえでサービス展開しています。
昔からおこなわれている転職方法をレベルアップさせているので、かなり有効なものへと進化しているということです。
そんな有効なサービスを使わない手がない。これが私は絶対にハイクラスの転職こそ、転職エージェントを利用すべきだと考えている理由です。
エージェントの選び方や利用する上で注意したいポイントとは!?
最近の転職エージェントの乱立で、私が転職エージェントを紹介すると、必ずと言えるほどに、どれがいいのかわからないと言われてしまうようになりました。
確かにその通りではありますが、転職エージェントは、自分が利用するべきものを選んで、自分の趣旨とマッチさせたうえで利用しなければ、全くもって効力を発揮しません。
特に、ハイクラスの人が利用する転職エージェントを選ぶとなった場合には、必ず、ハイクラスでも利用実績がある転職エージェントを選んでおかないと、紹介する求人が、全く見当違いなものがきてしまう可能性があります。
こういったサイトなどから、しっかりとハイキャリア向けの転職エージェントはどこがおすすめなのかを見極めたうえで利用しましょう。
特に、私が紹介した4つの転職エージェントはおすすめなので、その点では是非参考にしていただきたいと考えます。
あなたに合った転職エージェントのサービスを最大限活用し、ハイクラス転職を成功させよう!
転職エージェントは、あなたが知らない他の企業が、あなたを求めていることを教えてくれます。
それも、時にはかなりの優良条件の場合もあります。
意外と気づいていないだけで、世の中には、自分をかなり評価してくれる企業があるものです。
転職のために今の仕事を辞めてまで、転職活動をおこなう必要はありません。
まずは、軽い気持ちで転職エージェントに登録してみましょう。ハイクラスの転職が成功すると、人生が変わるかもしれません。