今現在働いている会社での仕事が忙しい人や、どうしても転職エージェンの拠点に行くには距離的に遠い人などが、転職エージェントの利用を考えているけれど、面談をおこなうことが難しいという理由で、登録することをためらう傾向にあります。
そのハードルを転職エージェントは無視をしていません。転職エージェントでは、コンサルタントが、電話で面談をおこなう対応や、転職に関しての相談を電話で受け付ける体制を整えています。
転職エージェントに登録した場合には、利用できる時間帯が限られている転職希望者などにとっては、非常に有効な連絡手段となるのです。
そこで、今回は、そんな転職エージェントを電話面談だけで利用して内定を得るためのポイント等をまとめていきます。
多忙な人などは、ぜひ参考にして転職エージェントを利用してみましょう。
この記事の内容
転職エージェントと直接会って相談じゃないとダメ?
転職エージェントは、もちろん直接会って相談や、面談ができなくても利用することができます。
電話を利用したサポートをおこなってくれるからです。
近年の転職エージェントの普及に沿って、転職希望者に、転職エージェントは、広く知られるようになりつつあります。
しかし、たいていの転職エージェントのサイト上に記載されているサービスの流れや、評判などを紹介するようなサイトでは、直接会ったうえでの面談をおこなったことを全般に話が進んでいるものがほとんどとなっています。
そこでこのように思い込んでしまうわけです。
さらに、転職エージェントの利用の流れである、コンサルティングをおこない、転職エージェントから求人を紹介してもらう方法で内定を得ることを目指すサービスという部分も、直接会わなければ利用ができないとのイメージにつながってしまっています。
ですが、転職エージェントは、どのような人にも対応するためにも、電話対応をおこなっているので、直接会うことにこだわる必要も、電話だけで全てを進めることに引け目を感じることも必要ありません。電話対応が希望なら、電話対応希望の旨をしっかり伝えてしまいましょう。
電話で転職エージェントに相談はこんな人におすすめ!
転職エージェントを電話で利用するべき人は、遠方に住んでいる人や、現職が忙しい人などです。
上記の相談は、実際に私が受けた相談ですが、この3人には、真っ先に転職エージェントに電話で相談することをおすすめしました。
転職エージェントは、求人を紹介するための材料を集めるために、面談をおこなうことなど、瞬発性があまり期待できないサービスではあります。
さらに、何度も担当者と面談を重ねる必要があるなど、他の転職サービスよりも利用にハードルがあることを、転職エージェント側も分かっています。
そこで、遠方に住んでいる人や、現職の仕事が忙しい人。どんな人にも対応できるようにしていかなければ幅広い人に利用してもらうことはできません。
なので、夜の遅い時間からの電話面談などをおこなうことで、臨機応変に対応できるようにしています。
さらに、地方から東京への転職を希望するような人や、Iターン希望者や、Uターン希望者などの遠方からの転職を希望する転職希望者にも電話での対応なら、面談や転職相談を受けることを可能にするので、遠方の転職希望者からの相談にも電話で対応しています。
転職エージェントは、利益を、転職希望者が内定した企業から成功報酬として得ているので、自分達へ登録してもらえることが何よりも転職エージェントにとってのメリットになります。
つまり、このことから、登録してもらえた転職希望者とは、直接会っての面談や、転職相談ではなくても、電話でも利用してもらえるなら歓迎するという姿勢の転職エージェントばかりでしょう。
実際に、私の知り合いの転職エージェントでコンサルタントを務めている知り合いは、フレックスタイム制度で勤務しているので、希望さえ言ってくれれば柔軟に対応するとの姿勢を見せていると話をしていました。
さらに、業界大手がこの傾向が強いとも話していましたので、最大手のリクルートエージェントや、遅い時間まで対応したり、土日も営業しているような、dodaや、パソナキャリアや、type転職エージェントなどがこの傾向は強いでしょう。
つまり、電話での対応になるような、直接会わない利用も、引け目を感じることはないのです。
電話ではデメリットも
ここまで、転職エージェントを電話で利用することのメリットをお伝えしてきましたが、当然ながらデメリットも存在しています。
それは、やはり対面でないことです。
メールでは、文章を1度送ってしまえばそれまでとなってしまい、誤字や、表現がおかしかった場合に、悪印象を与えてしまいます。
ですが、対面で話をする面接のような場合だと、面接にきた転職希望者を、採用担当が、表情と目を見て判断していますので、緊張している表情を見た採用担当は、多少の誤りは緊張しているからと多めに見るでしょう。
電話が苦手な人など、そのうえでこういった誤解を防ごうと、電話だからと気を使い、電話相手にうまくイメージなどが伝えられないこともよくあります。
まさにこの違いがデメリットとなるのです。
電話は、声色や、話し方だけで全てを判断しなければなりません。
さらに、対面ではないので、電話に出れない場合や、出れなかった場合に、何回か通話をしただけで、「しつこい」というイメージを自分が持ってしまうことや、はたまた相手が持ってしまう可能性などがあります。
電話は対面でないことで、誤解を誘発する可能性もあり、さらに、自分の伝えたいことが、電話になっているだけでうまく伝えられない可能性もあるのです。
特に、電話が苦手な人などは、対面で話をしておかないと、デメリットを誘発してしまうので、電話よりも、無理してでも、面談で対面での対応をおこなうことがおすすめです。
実際の面談内容とは?
電話で面談をおこなうことを前提で転職エージェントに登録することは、忙しい人や遠方に転職エージェントがある人などにおすすめですが、実際に電話で面談をしたらどのような内容となるのでしょうか。
まず、面談といっても、ある程度のおすすめの求人を用意されている場合もあれば、そうではなく、面談でコンサルティングをおこなったうえで、後日また求人を紹介されるというパターンがあります。
これは、その人のキャリアや年齢などで大きく異なるでしょう。
なので、基本的に電話面談では、転職先へ希望する条件を聞かれること。そして、転職のプロである転職エージェントの担当者がヒアリングをおこなうという流れだと考えておきましょう。
それから、面談は、あなたの相談の場所として使うこともできます。
とくに、転職が初めてのような人達は、相談したいことが色々あるでしょう。
例えば、おすすめの転職先などは、面談でヒアリングした内容から後日フィードバックがありますが、求人に応募してからの動きなどがわからないでしょう。そこで、面談は相談の良い機会となるはずなのでぜひ利用しましょう。
やる気をアピール!成功のポイント
転職エージェントは、莫大な数の求人を取り扱っています。
転職エージェントのエージェントも人間なので、やっぱりやる気がある人には、求人をなるだけ希望に合わせたようなものを提示して、それなりに希望は叶えてあげたいと考えるものです。
面談を対面でおこなった場合には、理想の求人を熱量込めて話をすれば、相手にやる気が伝わりますが、電話だとなかなか熱量を伝えるということは難しいものです。
どのように電話でやる気を伝えれば良いのでしょうか。
電話でやる気を伝えるためには、電話面談をおこなった際に、理想の求人を具体的に話するなど、具体的な話を多くするとやる気を感じてもらえるでしょう。
転職エージェントに限らず、面談の際に、自分があまり動かないことを誇示してしまうような、人任せに感じられるようなことは避けなければなりません。
求人を探してもらうのは、確かに転職エージェントではあります。
ですが考えてみてください。
すぐにでも転職したい転職希望者が、転職エージェントを利用しながら、転職サイトなどで自分でも求人を探し、希望の求人の目処が具体的についている場合と、転職エージェントに求人探しをすべて任せている場合。どちらがやる気を感じられるでしょうか。前者ですよね。
つまり、転職エージェントと電話で面談をおこなえば、対面ではないので、転職エージェントにやる気を見せるには、なおのこと行動で示す必要があるのです。
前者のような人は、自信が自ずと生まれるので、声色が前向きで、ハキハキと喋る人が多くなるのも特徴です。
事前に質問など準備しておくことでサポートがスムーズに!
「 転職活動は準備で決まります 」
これは、私がよく転職希望者に伝えていることです。
とくに電話で転職エージェントと面談をおこなう前提で転職エージェントに登録することになると、なおのこと準備が必要になります。
基本的に、転職エージェントは、転職希望者の希望に沿っており、適性がある求人を用意するように動きます。
面談では、登録した内容などから、転職エージェントは様々にヒアリングをおこないますが、結局のところ、適性がある求人を用意するためには、転職希望者の要望を理解しなければなりません。
つまり、電話の中で、自分のことをより深く理解してもらえば、自分にとって良い求人ばかりを提示してくれるということにつながります。
そのためには、事前に質問などを準備しておくことで相手も理解度を高めてくれます。自分のためにも、事前に準備はしっかりとおこなっておきましょう。
静かな場所でおこなおう!
電話は転職エージェントが相手とは言えど、しっかりとマナーを守って利用する必要があります。
電話では、周囲が騒がしいと、相手が何を喋っているのかが聞こえにくいようになります。
電話で面談をおこなう場合などは特に、相手に手間取らせないためにも、静かな場所で、電話面談を転職エージェントとおこないましょう。
担当コンサルタントと密なやり取りで転職を成功させよう
転職エージェントを電話で利用する場合には、密に担当のエージェントとなるコンサルタントと連携をとっておけば、電話でも面談と同じような環境で転職エージェントを利用することができます。
しっかりと担当コンサルタントに報連相をおこなって、転職エージェントを利用した転職を成功させていきましょう。
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