リクナビネクストに登録をしようと思ったら、リクナビネクストの人気の理由や、どのように活用すると転職活動に効果的かという点が気になる方も多いのではないでしょうか。
逆に、デメリットも知った上で登録したいという慎重な方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、このページでは、私が実際にリクナビネクストを利用し転職活動を行った感想や独自で調査した口コミ、リクナビネクストの特徴・メリットとデメリットをまとめました。
是非参考にしてみてください。
リクナビネクストとは?特徴や強み
リクナビネクストは女優 山本美月さん出演のCM「イワ感」がキャッチーで印象に残っている人が多いのではないでしょうか。
リクナビネクストはCMだけでなく、
多くの転職サイトランキングで1位を獲得し
会員登録数は880万人を超え
転職希望者の8割が利用している
国内No.1の転職サイトです。
運営会社はリクルートエージェントでおなじみの株式会社リクルートキャリアです。
では、リクルートエージェントとリクナビネクストはどう違うのでしょうか?
リクルートエージェントとリクナビネクストの違い
▼リクルートエージェント
サービス | 転職エージェント |
転職活動の進め方 | 担当者と連絡を取り合い一緒に行う |
求人への応募方法 | 担当者があなたに合った求人を収集して紹介してくれる |
サービス内容 | 転職相談・日程調整・履歴書添削・面接対策・待遇交渉などあり |
▼リクナビNEXT
サービス | 転職サイト |
転職活動の進め方 | 自分のペースで行う |
求人への応募方法 | あなたの経歴をWEBで登録すると自身で探した求人に応募できる |
サービス内容 | 求人を検索・閲覧・応募でき、企業からスカウトを受けることもできる |
比較すると、それぞれのメリットが分かります。
リクルートエージェントは、サポートが手厚い点がおすすめ。
担当者との面談(電話や対面)を元に求人紹介があり、選考準備の履歴書添削や面接対策も無料で行ってくれます。
求人の特徴・強み
リクナビネクストはリクルートキャリアが運営する転職サイトの中でも総合型と言われる、いわゆる、業種や職種に制限はなく、人気の大企業から、中小企業まで幅広い求人を扱っているのも特徴です。
▼求人業種の割合
業種 | 割合 |
サービス系 | 17% |
不動産・建設系 | 14% |
メーカー系(素材・医薬品他) | 11% |
IT・通信系 | 10% |
マスコミ系 | 10% |
メーカー系(電気・電子・機械系) | 9% |
流通・小売系 | 8% |
商社系(総合商社・素材・医薬品他) | 6% |
その他 | 5% |
専門コンサル系 | 4% |
商社系(電気・電子・機械系) | 4% |
金融・保険系 | 2% |
▼求人の企業規模割合
従業員規模 | 割合 |
10名以下 | 13% |
11名〜50名 | 33% |
51名〜100名 | 15% |
101名〜500名 | 24% |
501名〜1,000名 | 6% |
1,001名〜5,000名 | 7% |
5,001名以上 | 2% |
【メリット】おすすめな理由と口コミ・評価
掲載求人の業種が幅広い総合型のリクナビネクストは他の総合型サイトとどう違うのでしょうか?
ここで私がリクナビネクストをおすすめする理由と独自で取材した、実際にリクナビネクストを利用した方の口コミをご紹介します。
リクナビネクストがおすすめな理由
信頼度が高く求人数が多い!
リクナビネクストの信頼度は転職大手企業ならでは。転職希望者だけではなく、企業からの信頼も厚く、求人が多く集まっています。
30代後半/女性
転職者向けの求人情報の量が多く業種も豊富なこと、若手だけでなく35歳以上の求人数も豊富なこと、サイトの検索機能が優れているので自分に合った情報を探しやすいことなど、転職時に活用して大いに助かりました。
またリクルート系の求人情報サイトなので信頼度が高く安心感がありました。
20代後半/男性
リクナビNEXTを使った感想ですが確かに大手の転職サイトなだけあってかなり求人の数も多くて良いと思いました。
登録したら希望に近い案件があった時に色々紹介してもらえたのでその点でもかなり良いと思いました。
30代後半/女性
会員数がとても多かったので、信頼できる会社かなと思い利用しました。求人数がとても多く選ぶ範囲が広いでの助かりました。
週二回求人は更新されるので、頻繁に新しい求人に出会うことができます。
人気のある求人だとすぐに応募がいっぱいになってしまうので、水曜日金曜日は特に気にしながら求人を探していました。
検索しやすく見やすい!
検索が詳細にできるところとシンプルな求人ページも評価につながりました。
私個人的には「経験・スキルを選択する」の項目がかなり細かく、ITエンジニアならではの希望のプログラミング言語が選択できるところが使いやすかったです。
20代後半/女性
リクナビNEXTは求人数が他の転職サイトと比べて一番多く、希望の求人を見つけやすかった為利用しました。
まず求人検索画面が使いやすく、見やすかったので調べやすかったです。
バリエーション豊富な求人が揃っているので自分に合った職場が見つけやすかったですし、条件にこだわって求人を探せました。
40代前半/女性
サイトを利用し転職が出来ました。事務系の職種希望でしたが他のサイトに比べて見やすく自分の条件内での検索も簡単に出来き、情報量も豊富に思えました。
とにかく幅広い職種が検索出来るし、写真や絵も嫌みのないデザインになっているので転職活動の情報にはとてもいいと思うのでお勧めします。
30代前半/男性
勤務地や業務内容、雇用形態など希望する条件で検索ができるので便利でした。
また、社員の声や事業所の写真なども掲載されており、サイトからも雰囲気を知ることができました。
メールを登録しておけば自分にマッチした求人が出た時に通知されるので、求人にかける時間を削減できて良かったですね。
リクナビネクストを使ってみて良かったポイント
ここまでは口コミで多かったメリットを紹介しましたが、実際に私がリクナビネクストを使ってみて良かったポイントもご紹介します。
正社員の求人が多い
転職サイトでは契約社員やアルバイトなど有期雇用の求人が多いサイトもありますが、リクナビネクストは大手ということもあり、ほとんどの求人が正社員求人だったことが好印象でした。
派遣が良い方は派遣専用のリクナビ派遣を使うのをおすすめします。
グッドポイント診断
自分の強みを知ることができる自己診断ツールです。
実際にこの機能を利用したリクナビネクスト利用者からは「診断結果のコメントを使って職務経歴書や履歴書の自己PRを作成できて楽だった」という口コミも。
30分ほどで診断でき、履歴書作成や面接対策に活用しました。
レジュメ完成度診断
作成した履歴書の抜け漏れを確認できる、リクナビネクストのレジュメチェックサービスです。
チェック項目にはい・いいえで答えるだけで、履歴書のブラッシュアップが可能です。
♡気になる機能
ちょっとでも気になった企業があったら「♡気になる」ボタンを押しておくと、企業側からも反応があったり、その企業の新着求人などのお知らせがきます。
希望の企業にジャブを打ってみて、反応があった企業に応募したりしてました。
【デメリット】押さえておくべき注意点と対策方法
リクナビネクスト利用者の低評価の口コミなどを元にすると、リクナビネクスト利用時の注意点は以下のようにまとめることができます。
リクナビネクストの注意点
転職活動が勤務先にばれる?
リクナビネクストのオファーメール機能に登録していて、現在勤めている企業がリクナビネクストのスカウト機能を利用している場合、人事担当者が履歴書・職務経歴書を閲覧できるため、転職活動をしていることが分かってしまう可能性があります。
そもそも企業側には、氏名・生年月日・性別・メールアドレス・電話番号・住所などの個人情報は公開されませんが、事業内容や職務内容から特定できる場合も。
対策方法
スカウトサービスをオフにする・社名を非公開する・レジュメ公開ブロック設定(勤め先や関連会社、取引先など、履歴書を閲覧できない企業を登録する)をすれば、バレることなく転職活動ができます。
ハイクラス求人が少なく希望の案件が見つからない
「未経験や若手向けが中心で、ミドルやハイクラス募集が少ない」という方や、逆に「大卒で正社員経験がある人向き。高卒で派遣経験という自分はハローワークに問い合わせた方が良いと思った」など、リクナビネクスト利用者の低評価口コミの中には「希望の求人がなかった」という声があります。
対策方法
転職サイトには「総合型の大手転職サイト」と「特化型サイト」があり、リクナビネクストは総合型にあたります。
一般的に「転職サイトは大手1~2社+特化型2~3社の利用がおすすめ」と言われているため、リクナビネクストと併用して、未経験に強い転職サイトやハイクラス専門など、自分のニーズに合った転職サイトを利用するとバランスが良いでしょう。
模擬面接や紹介専用非公開求人紹介が受けられない
これはどの転職サイトに登録しても同じことが言えます。
リクナビネクストなどの転職サイトはあくまでも自分のペースで転職活動を行うため、第三者による模擬面接や求人紹介が受けられません。
対策方法
転職のプロによるキャリアアドバイザーのサポートを受けるためには、同じリクルートキャリアが運営するリクルートエージェントに登録するのがおすすめです。
こちらも完全無料で利用できますので、是非チェックしてみてください。
スカウト・オファーの種類と意味
リクナビネクストを利用するには必ず把握しておくべきスカウトやオファーの種類と意味をご紹介します。
せっかく企業からアピールされていても、そんなに重要視せず、機会を棒に振ってしまうことになるのはもったいないです。
ここでしっかり確認しておきましょう。
求人企業からのオファー
企業が設定した条件とあなたが登録した希望条件が一致した場合に送られてきます。
「気になるリスト」画面から確認できます。
「応募しませんか?」(応募歓迎)のアイコンがあったら?
あなたが閲覧したor気になるをした求人の検索条件と企業が設定した条件が一致しています。
コメントがついているものは、企業がスカウトレジュメを確認して送信しています。
「面接に来ませんか?」(応募歓迎)のアイコンがあったら?
書類選考免除で面接に進むことができます。
転職エージェントからのオファー
あなたが登録した経歴を見た転職エージェントから個別面談しませんか?と連絡がきます。
「オファーを待つ」画面から確認できます。
転職エージェントが取り扱っている企業からのオファー
あなたが登録した経歴を見た企業の担当から送られてきます。
「オファーを待つ」画面から確認できます。
「面接確約」のアイコンがあったら?
書類選考免除で面接に進むことができます。
転職エージェントからのオファーを受け取りたくない人は
各種設定 > レジュメ公開ブロック > 確認・変更する > 「すべての転職エージェントを非公開対象にする」にチェックをいれる
と転職エージェントにはあなたの経歴が見えなくなり、オファーが届かなくなります。
ただし、転職エージェントとはいえ、その企業の採用を担っている場合もあるので注意が必要です。
リクナビネクストを使った転職活動の仕方
ここで、リクナビネクストを使った場合の効率の良い転職活動の仕方をご紹介します。
step.1 登録
まずは登録WEBサイトからメールアドレスを入力すると仮登録ができますので、送られてきたメールのURLから本登録のブラウザサイトに飛び、希望転職時期、希望の勤務地、プロフィールを入力します。
step.2 アプリのインストール
次に公式アプリをインストールします。
リクナビは新卒用のアプリもありますので間違えないようにしましょう。
赤いアプリがリクナビネクストのアプリです。
step.3 求人を検索
アプリを起動したらあなたの希望条件を入力するとアプリが覚えておいてくれるので、あとは該当の求人をチェックしていきます。
プッシュ通知をONにしておく- 登録した希望条件の新着求人の通知
- 気になる♡をした求人の締め切りや応募した企業との面接日をリマインド
- オファー連絡
- 企業やエージェントとのメッセージの受信
をお知らせしてくれるので、大変便利です。
step.4 応募する
求人の詳細ページから簡単に応募できます。
step.5 書類選考
企業側で書類選考が行われ、合格の場合は次の選考の案内、不合格の場合はお見送りの連絡がきます。
step.6 面接日程調整
面倒な日程調整もアプリから簡単にできます。
step.7 面接・選考
step.8 内定
step.9 退会
退会方法はとてもシンプルです。
WEBページの場合
転職・求人 トップ > マイページ > 登録・設定情報 > 退会手続き
アプリの場合
メニュー > その他の設定 > 詳細設定 > 退会手続き
から退会できます。
まとめ
リクナビネクストは、業界最大手の転職サイトとして、転職サービスの基準になる転職サイトです。
転職活動では、転職エージェントや複数の転職サイトを併用する方も多いですが、その場合も、リクナビネクストと比較することで、自分に合った転職サービスが分かりやすくなるためおすすめです。
転職活動の第一歩として、まずはリクナビネクストに登録してみましょう。