私の元に転職相談へ訪れる転職希望者の中には、高卒で学歴が終わっている人もいます。
そんな人達から受ける相談は上記のようなものです。
20代の高卒や、40代の高卒。フリーターや、会社勤めの人。様々な年代や、様々な事情を持った人々が、高卒という学歴を持ちながら転職を叶えようと相談へやってきますが、そんな人達へ向けてのサポートツールとして、転職エージェントを私はおすすめしています。
転職エージェントは、高卒の人々にもしっかりとサポートをおこなってくれるサービスです。
私の場合は、特に、大学を中退して高卒となっている人や、高卒でフリーターをおこなっているような人など、転職活動の際に、経歴が転職活動を妨げてしまっているような人にほど、おすすめをしてきました。
今回は、転職エージェントが、転職におすすめできる点について考察していきますので、転職エージェントの利用を検討している人は是非参考にしてください。
高卒の就職に強いおすすめ転職エージェント
転職エージェントをネットで探すとサイト多すぎて、高卒の自分はどれを利用すれば良いかわかりません
転職エージェントの情報が大手のものしか出てきませんが、高卒でも大手転職エージェントを利用するべきでしょうか?
終身雇用の時代が終わって、新卒で大学卒が入社した会社をすぐに辞めても、25歳までなら、第2新卒と呼ばれて、人気が出てきてくるようになりました。
それにつれて、今は人の出入りが1つの会社でも激しく、人が動いている時代となったため、転職を経験する人が多くなってきました。
そこで、そんな転職希望者をサポートするツールとして転職エージェントは発達を重ね、さらに様々な人材関連の業務をおこなっている会社が、新規参入をおこなってきました。
おかげで、転職エージェントも乱立の様相となってきており、「転職エージェント」と検索サイトで検索するだけで、多くの転職エージェントの情報が出てくるようになったので、高卒の転職希望者から、上記のような相談を受けることもしばしばです。
そこで、私なりに考える、どのような高卒の転職希望者にもオススメできる転職エージェントをご紹介いたします。
本当は、転職エージェントの選び方は、転職希望者の転職先へ求める希望や条件によって、その人が利用するべき転職エージェントは変わってきますので、あくまで、どのような要望にも対応してくれたうえで、高卒へおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中で、持っている求人の数が1番多い転職エージェントとなります。
高卒へおすすめできる点としては、持っている求人の数が1番多い転職エージェントなので、高卒でも求人が多く紹介されるという点です。
例えば、30代高卒と、40代高卒。このように聞けば、たいていの人が、転職先なんてあるわけがないと残念ながら感じられてしまうのが今の日本です。
ただ、そんな人にでも紹介できる求人が、リクルートエージェントの転職エージェント界で1番多い求人数の中には存在しています。
リクルートエージェントは、高卒に向けて、様々な選択肢を与える転職エージェントと言っても過言ではありません。
doda
dodaが高卒におすすめ出来る点は、口コミなどでも圧倒的に支持を受けており、dodaの評判の目玉ともなっている、キャリアコンサルタントを通じたサポート力です。
高卒を引け目に感じている転職希望者は、特にこの傾向が顕著ですが、高卒であることを、面接や応募書類を記載する時などに、どのように表現をしたらいいのかに迷いを感じる人が多いでしょう。
ほとんどの人が、その際に、誰かにサポートしてもらいたいと感じているはずです。
そんな時には、優しい人や、評判や口コミが良い人を選びたいと誰しもが思うのではないでしょうか。
その時に選んでほしいのが、まさに、キャリアコンサルタントを通じたサポート力に定評のあるdodaです。
パソナキャリア
dodaや、パソナキャリアのような、サポート体制が手厚い転職エージェントは、基本的に、どのような人でも歓迎している転職エージェントです。
それに加え、特にパソナキャリアは、私の元に訪れた転職希望者が利用した際の話を聞いていると、転職希望者をコンサルティングする力がかなりあると感じています。
転職希望者が話してくれたのですが、「無理です」と言ってしまいたくなるような条件を、パソナキャリアのコンサルタントに伝えてしまった時に、無理という表現ではなく、「今後キャリアを重ねて達成していきましょう」との表現を使ってくれたとのことです。
これがまさしくパソナキャリアのコンサルタントであり、パソナキャリアを高卒におすすめしたい理由でもあります。
大卒じゃなくてもエージェントは力になってくれる?
高卒でも転職エージェントに年収などの希望を伝えて相手にしてもらえるのでしょうか
転職エージェントは大卒以外だと利用できないとの評判を見ました
上記は私に転職希望者が実際に相談してくれた相談内容の一部です。
高卒の転職希望者は、どうしても大卒に引け目を感じてしまいますが、結論から言えば、転職エージェントは高卒でも力になってくれますし、高卒というだけで、年収や業種の希望を言ってはいけないということはないので、心配する必要はないと考えています。
ですが、以前までは、学歴重視の社会として日本が成り立ってしまっていたので、この考え方になるのはしかたがない部分もあります。
でも、そこも安心してほしいところです。日本は最近変わってきて、考え方がシンプルになりつつあります。
現代の日本の考え方は、高卒と大卒の違いは、大学を卒業して就職したのか、高校を卒業して就職したのかの違いとしか考えていません。だから、転職エージェントを高卒でフリーターを長年やっている人でも転職エージェントを利用できます。
結局のところ、転職において重要なのは、その人の人材としての価値。つまりは、キャリアです。
もっと簡単に言えば、過去に面白い経験を積んできている人が重要な社会となってきたということです。これは、転職活動だけではなく、最近の新卒採用でも、人事採用担当が重要視していると聞くことが増えました。
極論は、フリーターやニートでも、キャリアを積んでいたり、過去に面白い経験さえあれば、転職にしろ、新卒の採用活動にしろ、成功します。
「今までバイトしかしてきませんでしたが、30代になってフリーターに嫌気がさして就職したいと考えました」「世界一周をしていたので40代になってまでも就職せずフリーターとして高卒でした」どちらをあなたなら採用したいと考えるでしょうか。おそらく後者ですよね。
つまり、大卒なのか、高卒なのか。これは、転職エージェント側にとっても、求人を出している企業側にとっても、大学を卒業して就職したのか、高校を卒業して就職したのかの違いのみだとしか感じていません。
あくまで、就職をするうえで重要なのは、今までの経験でしょう。資格などよりも、もっと大事なことです。
高卒はどんな転職エージェントに登録すべき?
このように前述させていただきましたが、だとするのであれば、高卒はどんな転職エージェントに登録するべきでしょうか。どのような転職エージェントを選ぶやり方が就職につながり、仕事を得ることができるのでしょうか。
高卒が登録すべき転職エージェントは、しいて言えば、学歴不問の求人をサイト上に多く掲載している転職エージェントでしょう。
学歴不問の求人に限らず、転職エージェントは、優良求人などの、募集人数が多くない求人情報は、非公開求人として、サイト上に掲載することなく、実際に利用登録した転職希望者以外には公開しないという手法をとります。
ですから、非公開求人をどれぐらい持っているのか。非公開求人の中に、どれくらいの学歴不問求人があるのかは分かりません。
ただ、公開求人の中で、学歴不問の求人が希望の勤務先でどれくらい用意されているのかは参考になります。公開求人以上は絶対に求人を所持しているはずがないからです。
この点を考慮して、高卒が転職エージェントを選ぶやり方は、自分の希望の職種や、希望の年収などを叶えることができるような強みを持った転職エージェントが、どれだけ学歴不問求人を持っているのかをリストアップして、取捨選択していくことがベストでしょう。
その他の転職方法は?
転職エージェント以外の転職方法を知りたいです
転職エージェントをおすすめすると、時に転職希望者から言われる質問です。
確かに、就職して仕事を得ることは、何も転職エージェントだけではありません。どのような方法があるのでしょうか。
転職サイト
転職サイトとは、転職を募集している企業の求人が掲載されているサイトです。
このサイトを通して、気になった求人に連絡をして、自分で就職を目指す方法もあります。
ただ、自分が向いている企業がわからない人や、転職初心者の人などは、転職のプロのアドバイスが受けられる転職エージェントの方がおすすめだと言えます。
ハローワーク
ハローワークは、転職サイトのような形ですが、担当の職員から求人をハローワークに掲載している企業の紹介を受けることができます。
求人を出している企業が、転職エージェントなどに掲載されていない中小企業もありますが、足を運ぶという手間が最大のデメリットでしょう。
企業のホームページの中途採用欄を見る
中途採用を募集している企業は、仕事を募集している意思を示すためにも、自社のホームページに情報を掲載します。
自分が気になる企業のホームページを確認して、自分でその企業へ問い合わせ欄などからアプローチをするのも1つの手です。
上記のような、転職エージェント以外の転職方法もありますが、基本的には、自分の足で求人を出している企業の情報を集めるというのが基本線となります。
ですが、転職エージェントは、コンサルタントが求人を紹介してくれるので、自分以外に転職先を探してくれる人が増えて、求人を探す力が他人の力も加わり、2倍となるわけです。
つまり、こういったサービスを利用しながら、転職エージェントを利用するというのは、大きな就職先を探す力となるでしょう。
採用されやすいオススメの職種や求人
採用されやすい職種や求人ってありますか?
これは転職希望者から、よく聞かれる質問です。ですが、この質問に正解はありません。
営業で働くこと。工場で働くこと。どちらも、職種や求人は常に世の中に出回っています。高卒の人だからという理由で、営業がやれないというわけでもなく、高卒の人だからといって、キャリアを積んできた人が出世できない世の中ではありません。
確かに、時期によって、求人が出る職種にバラつきがあったりはしますが、特段高卒の人に職種や求人などでおすすめする点はありません。
逆に言えば、高卒だからといって、短期や単発の仕事や、パートなどを探している人はもったいないと私は感じていますので、正社員で就職することを望んでいる人は、転職エージェントを利用するなどして、積極的に動いていけば、勝機はあります。
持っていると役立つ資格
外資系企業に勤めるのに、TOEICのスコアが必要な場合等の、求人で明確に資格の取得条件を求められることを除けば、持っていると役に立つ資格は、特別に取得が難しい資格などを除けば、ほぼ無いに等しいでしょう。
正直に言えば、最近の人事採用担当は、あまり資格は参考にしていません。
考え方としては、資格では人物像がわからないので、面接をおこなって、実際に話してみようという考え方です。
エージェントを利用してキャリアアップ!正社員転職を成功させよう!
でも、時代は変わりました。主婦で正社員での就職を希望しているから、フリーターが正社員で就職を望んでいるから素晴らしいのです。
転職エージェントは、そんな人達の味方に必ずなってくれるサービスです。
転職エージェントを利用して、転職を成功させていきましょう。
-
-
女性が転職に成功するためのコツと選ぶべき転職サイト5選!
転職に成功するために必要なのは、なんといっても「自分に合った転職サイト選び」です。 すでに転職サイトを利用している人ならわかると思いますが、転職サイトの数はとても多く、サイトによって特化している部分は ...
-
-
ホワイト企業に転職したいあなたに!優良企業のランキングや見分け方・転職のコツを徹底解説
転職希望者前の企業がブラックで同じようなことはもう経験したくないです! 転職希望者ブラック企業に入らないことが希望です…。 最近、転職希望者が、ホワイト企業と呼ばれるような、優良企業を見分ける方法やコ ...
-
-
マイナビエージェントがおすすめな理由!口コミや評判も含めてご紹介
転職希望者マイナビエージェントって実際どうなの? マイナビエージェントは転職エージェントの入門編のような転職エージェントです。 ですが、あなたの条件によっては、実は合わないエージェントである可能性もあ ...