この記事では、転職に有効なプログラミングスクールはどこだろうか?という、多くの方がお悩みの質問に徹底的にお答えしていきます。
転職に強いプログラミングスクールを知りたい方は、この記事をご覧いただければ、必要な情報はお分かりになるでしょう。
また、おすすめのプログラミングスクール、あるいは選ぶときのポイント、プログラミングスクールに行けば本当に転職できるのか?といった内容も網羅。
さらに、「転職保証をうたっているスクールには条件があるので注意が必要」といった重要なポイントまで、抜けもれなくご紹介します。
転職するためのプログラミングスクールとして転職に強いとされる条件を知り、あなたが選ぶべきプログラミングスクールはどれなのか判断できるように、1つずつ見ていきましょう。
現役エンジニア推薦の本当におすすめのプログラミングスクール
まずは転職におすすめのプログラミングスクールをご紹介して、後に理由など解説していきます。
TechAcademy Pro(テックアカデミー プロ)
コース名 | エンジニア転職保証コース |
受講スタイル | オンライン(マンツーマンメンタリング) |
学習期間 | 12週間 |
学習内容 |
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サポート時間 | 毎日15時〜23時にチャットサポート、転職保証制度 |
まずは有名どころTechAcademyの転職特化コースです。
私が特におすすめなポイントはメンターの質です。全員がそうではないかもしれませんが、エンジニア歴20年以上、SE歴38年のJavaができる前からエンジニアをやっている人がメンターの中にいるのですから、相当期待できるのではないでしょうか。
気になるところがフレームワークを使った開発がないところです。
カリキュラムを細かくWebサイトに掲載していないので、言い切れませんが、ポートフォリオの作成がないようなので卒業したらフレームワークの勉強をしながらポートフォリオを作成するのがおすすめです。
転職したあとの案件ではフレームワークを使ったお仕事がたくさんあります。
ポートフォリオがないと面接が通らないわけではありませんが(私も転職活動のときにポートフォリオを作っていませんでした)プログラミングを理解し、あなたの現状をしるためには、ひとつフレームワークを使ったWebサイトを作ってみるのがとても良い方法なのです。
GEEK JOB(ギークジョブ)
コース名 | ITエンジニア スピード転職コース |
受講スタイル | オンライン |
学習期間 | 60日間 |
学習内容 |
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サポート時間 | 毎日10時〜21時まで現役プログラマーの個別指導&質問し放題 |
次にご紹介するプログラミングスクールはGEEK JOBです。
何と言ってもこのプログラミングスクールのポイントは提携先企業が500社以上あることです。
500社以上がこのコースを受けた方を未経験で採用することを視野にいれているということなので、カリキュラムは公開されておりませんが、こちらもかなり期待できる内容なのではないでしょうか。
受講者満足度97.3%と評判も良いのが魅力的ですね。
KENスクール
コース名 | 速習Javaシステムエンジニア就転職総合コース |
受講スタイル | 通学(毎回、校舎と時間が選べます) |
学習期間 | 9ヶ月 |
学習内容 |
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サポート時間 | フリータイム制(個別指導) |
次にご紹介するのはKENスクールです。
法人の研修も行っているプログラミングスクールで、転職保証などはついていないものの、この講座の学習内容は現役エンジニアの私が見ても「この知識を網羅したらほぼ即戦力レベルでは?」と思えるほど、勉強しておいてほしいことがしっかり詰まっています。
またOCJP Silver SE7(通称:Java Silver)、ORACLE MASTER Bronzeと持っていると有利な資格が取得可能です。
私が一番気に入っている点はJavaのフレームワークにSpring Frameworkを採用しているところです。
Spring FrameworkはJavaの案件でも使われていることが多く、これを習得していれば、他のフレームワークを学ぶときもスムーズなので是非学んでいただきたい技術です。
ただし、オンライン授業ではないので、また緊急事態宣言など自粛期間には通えなくなる可能性もありますので事前にチェックが必要です。
あなたの好きな時間に好きな学校を選べるので、学生や働きながら学ぶことができるのは良いですね。
Engineer method(エンジニアメソッド)
コース名 | Engineer method(エンジニアメソッド) |
受講スタイル | オンライン |
学習期間 | 3ヶ月 |
学習内容 |
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サポート時間 | 平日 09:00~18:00 |
弊社が運営しているエンジニア教育スクールをご紹介します。
転職保証などはないので、年齢制限なく誰でも学習できます。
このカリキュラムは法人の未経験向け新人研修の内容から作られた、本当に就職したら必要な内容だけをぎゅっと詰め込んだ内容となっています。
プログラミングスクールではプログラミングしか勉強しないところが多いですが、実際エンジニアの仕事でプログラミングをする時間は2割しかありません。
その他の8割の仕事内容を学んでおかないと、現場にでたときに困ってしまいますよね。
エンジニアメソッドではそこまでカバーしているのが特徴です。
無料のオンライン説明会がありますので、どんな内容か気になった方はチェックしてみてください。
プログラミング教室・スクールに行けば本当に就職できるのか?
そもそも、プログラミング教室やスクールに行けば、本当に転職・就職ができるのでしょうか?
私の経験からすると、20代ならほぼ確実に転職可能でしょう。30代の方でももちろん可能性はあります。
私自身、27歳の時に未経験で異業種からプログラミングスクールに通い、転職することに成功しました。
ではなぜ、プログラミングスクールに行けば、転職できるかというと以下の理由があります。
ポイント
- カリキュラム、学習内容の質が良い
- 会社側が未経験を受け入れる姿勢がでてきている
順番に説明していきます。
カリキュラム、学習内容の質が良い
プログラミングスクールはプログラマーになるために必要なプログラミングスキルを習得するためのカリキュラムが組まれています。
ですので、未経験者を採用する企業側からすると、独学の人と比較してスクール卒業生の方が広い範囲で学習している印象を受けます。
基礎をしっかりと学んでいるという安心感から、企業は採用しやすくなります。
会社側が未経験を受け入れる姿勢がでてきている
プログラミングスクールと提携している企業や、すでにそのプログラミングスクールから採用をしている企業は、未経験を受け入れる体制ができています。
さらに、提携する際にはそのプログラミングスクールのカリキュラムに納得している状態なので、そもそもそこのスクールの卒業生は採用されるために必要なスキルは習得している前提ということになります。
なので、スクール卒業生なら未経験歓迎!な状態の企業を紹介してもらえます。
有料スクールと無料スクールどっちがいい?
実は私は無料のプログラミングスクールを利用してエンジニアへ転職しました。
そもそもなぜ無料のプログラミングスクールが成り立っているのかを説明します。
無料のプログラミングスクールのしくみ
無料のプログラミングスクールはまず、転職希望者に無料で技術を教えて人材を育てます。
その育てた人材を提携先企業に紹介し、企業に採用されたら、企業からプログラミンスクールに紹介料が支払われます。
その紹介料は70万円~100万円ほどになるので、受講者から授業料をもらうよりも高額になることもあります。
有料プログラミングスクールでも、その提携先の企業へ転職が決まると授業料が全額返金になるのは、そのためです。
有料と無料どちらが良いか?
これは私の経験上、有料スクールの方をおすすめします。
無料スクールの場合、受講者からお金をもらっているわけではないので、授業の質が下がることがあります。
受講者も無料なので文句は言えません。それが嫌で辞めていく人もいました。
無料だと受講者の気持ち的に辞めやすい状態になってしまいますので、自分を自分で律することも必要です。
私は運よく先輩や同期に恵まれて、たくさん質問をすることができましたので、無事卒業して転職できました。
また無料スクールでは提携先の企業で必ず転職しなくてはいけないので、あなたの希望にあった企業が見つからない可能性もあります。
とはいえ、入社してみないと分からないのはどこも同じ。私のようにここだ!と思える企業に巡り合えることだってあります。
提携先の企業は未経験でも採用したいと前向きな会社でもあるので、相性さえよければきっと良い転職ができます。
転職保証・返金には条件があるので注意が必要
「転職保証・返金」をうたっているプログラミングスクールでは「保証条件」というのが必ずあります。
各ホームページに掲載されてはいますが、それがすべてではない可能性も充分にありえます。
気になるプログラミングスクールは必ず無料相談や説明会を受けて、あなたが条件を満たしているのかを事前に確認してください。
とはいえ、保証条件から外れたとしても転職ができないということではありません。
しっかりと勉強が完了していて、意欲がアピールできれば転職することも可能です。
料金が返金されなかったとしても、プログラミングに投資をした金額は無駄ではないし、転職が成功してしまえば元がとれますのでお得ではないですがデメリットではないでしょう。
また保証条件の中には「学習時間の確保」が必要です。
その条件は週30時間以上学習時間の確保など、フルタイムで働きながらでは厳しい条件がほとんどです。
こちらも無料説明会などでしっかり確認しておきましょう。
転職に強いプログラミングスクールの選び方
転職に強いプログラミンスクールとは、あなたをIT企業が求める人材に育て上げる力がどれだけあるか、さらに紹介先のコネクションをどれだけ持っているかによります。
紹介できる提携先企業がある
紹介できる会社をすでに持っているプログラミングスクールは転職に強いです。
そのスクールの卒業生を採用している会社なら、未経験でも採用しても良いというスタンスなので転職できる可能性が非常に高くなります。
プログラミンスクールの説明会に参加したら、どんな企業と提携しているのか?過去の卒業生はどんな企業に就職したのか?を聞いてみてください。
あなたの希望に沿った企業があるかは要チェックです。
学ぶプログラミング言語がJava
この記事をご覧の人は無料のプログラミングスクールを調べたことがあるでしょうか。
なぜ無料かと言うと、提携先企業に卒業生が就職すると企業側から紹介料がもらえるからです。
その無料スクールの大半はJavaで研修を行っています。つまり、Javaを学んでいる人は企業に採用されやすいため売り上げがあがるというわけです。
私も今エンジニアをしていて、Javaの仕事はずば抜けて多く、需要が高いと感じます。
講師に聞き放題
プログラミングを学んでも、しっかり理解できていないと転職面接を突破できない可能性があります。
プログラミングを学ぶというのはそんなに簡単ではありません。
1文字間違えているだけなのに、何時間も悩むなんて事は多々あります。
なので、プログラミングでつまづいたら、悩みこまずに講師に質問できる環境が必須です。
プログラミングスクールでは講師を予約しないといけないところもあり、その時間まで質問できないなんてこともあります。
選ぶなら講師かサポーターにいつでも回数制限なしに質問できるプログラミングスクールがおすすめです。
まとめ
あなたの状況や生活スタイルに合ったプログラミングスクールがさがせましたでしょうか?
ちょっとでも気になったらプログラミンスクールのオンライン説明会にどんどん参加して、雰囲気や条件、カリキュラムなどを確認しましょう。
私はエンジニア、プログラマーという職業を天職だと思っています。
転職を繰り返してきた私ですが、私をエンジニアにしてくれたプログラミングスクールには今も感謝しています。
コロナ時代にエンジニア、プログラマーに転職しようと思っている方に、少しでもお力になれたら幸いです。
みなさん転職、頑張りましょう!