という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ニート経験が気になって、なかなか自信を持って就活をすることができないという人もいるかもしれません。
すべての転職エージェントがニート向きというわけではないのですが、ニートの仕事探しも積極的にサポートしている転職エージェントを利用すれば、思っていたより早く仕事が見つけることができます。
今回はニート経験が長い人や職歴に自信がない人にこそ、転職エージェントがおすすめな理由を解説します。5分ほどで読める記事ですので、ぜひ参考にしてみてください。
ニート・正社員経験なし・フリーター必見!おすすめ転職エージェントランキング!
転職エージェントによってはニートの求職者は断っているエージェントもあれば、逆にニートに強いエージェントもあります。
まずは、ニートの就職活動でも評判のよい転職エージェントをランキングで3社厳選して紹介します。
ハタラクティブ
ポイント
・カウンセリングした実績は60000人という信頼の実績
・内定率は、80.4%で約8割が内定ゲット
・実際に取材をした求人だけを紹介しているという安心感
ハタラクティブは、20代という若い世代の就職活動を積極的にサポートしている転職エージェントで、ニート、フリーターのサポートも行っています。
ハタラクティブは、ニートを就職に導いた豊富な実績があり内定率が高いのが特徴です。
利用者の評判もよく、20代のニートが正社員就職を目指すならおすすめの転職エージェントです。
またハタラクティブの利用者は、ニートやフリーターに強みを持っている分、同じ境遇の利用者が多いため、他の利用者と自分を比べて自信をなくしてしまうということもないでしょう。
担当者はニートの仕事探しのサポートに慣れていますので、悩みごとがあれば気軽に相談することができます。
DYM就職
ポイント
・相談からの就職率は、なんと96%という驚くべき実績
・東証一部上場企業からベンチャー企業まで選りすぐりの優良求人が2000社以上
・DYM就職で転職に成功した人数は5千人
DYM就職は、20代の若者世代の就職活動をメインにサポートしているエージェントです。
ニートやフリーターの就職を積極的にサポートしていますので、正社員経験がない人やブランクが長い人でも、問題なくサービスを受けることができます。
DYM就職は、「面接の本番前の対策をしっかりとしてくれる」のもニートにとっては嬉しいところ。
さらに、「書類選考なし」で面接まで進むことができるので、職務経歴にビハインドのあるニートでも人物重視で選考を受けることができます。
就職活動になれていない人や、本格的な就職活動がはじめてのニートにもおすすめできまるエージェントと言えるでしょう。
第二新卒エージェントneo
ポイント
・プロのキャリアアドバイザーから個別カウンセリングが受けられる
・職務経験が無い人材の就職&転職を支援した実績が10000人を突破
・18~28歳の人材の就職&転職を支援した実績が22500人
第二新卒エージェントneoは、18~28歳までを対象にした第二新卒の就職をサポートしてくれるエージェントです。
・就職浪人
・新卒で就職したけどすぐに退職した人
・大学を中退した人
・ニートやフリーター
など、さまざまな人の就職活動を積極的にサポートしてくれます。
扱っている求人はもちろん正社員の募集ばかりで、未経験者や学歴なし、職歴なしでも応募できる求人も多くあります。
2018年度の調査(※)で「就職・転職相談のしやすさ」「面接対策の満足度」「就職・転職の満足度」でそれぞれ1位という実績を持っています。
※日本マーケティング機構 2018年8月度「サイトのイメージ調査」
丁寧なカウンセリングで「どんな仕事を希望しているか」「不安に感じていること」を相談することで、その人に最適な求人を紹介してくれるニートにはうってつけのエージェントといえるでしょう。
なんでニートはエージェントの利用がおすすめなのか?
その理由について詳しく見ていきましょう。
ココがおすすめ
仕事探しを総合的にサポートしてもらえるから
エージェントの利用がおすすめな理由は、転職エージェントなら求人選びだけでなく「エントリーの仕方」や「面接対策」などという基本的なことから、しっかりとサポートしてもらえるからです。
職歴に不安があったり、ニートの期間が長かったりする人は、自分が正社員として満足に働けるかなかなか自信が持てないものです。
自分に自身が持てないと面接でもしっかりと自分をアピールできなかったり、求人探しの段階でも待遇がよい仕事をみつけても、無意識に「自分には無理だろう」と考えたりしてしまう可能性があります。
そうならないために、求人選びからエントリー、入社まで総合的にサポートしてくれる転職エージェントを利用することで、就職・転職に関する専門家が味方に付いてくれるので、安心して自信をもって就職活動をすることができるようになるというわけです。
ココがおすすめ
応募書類の書き方や面接のコツも教えてもらえる
転職エージェントは、応募書類の書き方や面接のコツも教えてもらえるのも大きなメリットの一つです。
自分で就活してみたものの採用をもらえなかった人は、自分のどこに問題があるかを客観的に見つけづらいもの。
自分なりに調べたやり方で履歴書を書いたり、面接の受け答えをしたりするより、専門家にサポートしてもらった方が、客観的かつ確実な方法をとることができるので、採用される確率が高まるでしょう。
また希望に応じて「面接のシミュレーション」もしてもらえますので、本番までに面接の雰囲気になれたい人や、答え方を迷っている人は利用をおすすめします。
ブランクやニート期間が長い人だからこそ、こういったサポートがあることで、就職に近づくことができるのです。
ココがおすすめ
非公開求人にアクセスできる
転職エージェントが扱っている求人は、一般の媒体は出していない非公開求人であることが多いです。
転職エージェントの担当者が就職希望者の経歴や適正、人柄などを判断して「マッチしている」と思われる非公開求人を案内してくれます。
求人広告などを使って、公開されている求人の中で仕事を探して「やはり未経験やブランクがあるといい仕事がない」と感じている人にとっても、チャンスがあるのが非公開求人。
転職エージェントから紹介してもらえる非公開求人なら、自分に合った魅力的な条件のものが見つかる可能性が高まるでしょう。
ココがおすすめ
内定後の入社までの流れもサポートしてもらえる
さらに転職エージェントは、「内定が出たらそれで終わり」ではありません。
内定した後も、入社までのサポートや、給与の交渉等までしてくれます。
ブランクが長い人や正社員経験が少ない人、まったくないニートなどにとっては、入社するまでの様々なフェーズで小さいことでも不安を感じがち。
給与の交渉などもっての他でしょう。
そんなニートにとって、転職エージェントのきめ細かいサポートは心強い支えとなるでしょう。
転職エージェントが積極的にサポートしてくれる理由・ハローワークと何が違うの?
なぜここまで手厚いサポートをしてくれるのかというと、転職エージェントのビジネスモデル上、利用者が就職してはじめて利益が出るという背景があるからです。
転職エージェントは、就職希望者は無料で利用できますし、求人企業からも掲載料金などは受け取っていません。
求人と転職希望者をマッチングして、採用となったときに初めて企業から報酬をもらっています。
就職希望者が内定をもらって、スムーズに就職してくれないことには利益を上げることができませんので、エージェントの担当者も積極的に惜しみなくサポートしてくれるのです。
この点が、全て無料で求職者をあっせんしてくれる「ハローワーク」との大きな違いとなり、転職エージェントがおすすめである理由でもあります。
転職エージェントには何を相談するべき?
ここでは、エージェントに相談するべきことをご紹介していきます。
自分に向いている仕事やできる仕事は?
就業経験に乏しいニートは「自分でもどんな仕事ができるのかわからない」という人も多いでしょう。
そんなときは、転職エージェントでどんな仕事に向いているか診断してもらえないか相談してみることをおすすめします。
この診断を経て、自分がどんな求人に応募したいか、どんな仕事ができるのかというイメージをある程度明確にしておくことで、就職活動をぶれずに進めることができるようになるでしょう。
就職活動の中でつまずいているところの対策をしてほしい!
次は、就職活動で苦手なところを克服できるように、対策方法を相談しましょう。
たとえば面接のときに緊張してうまく話せないなら、面接の練習をしっかりしてもらえないか相談してみるとよいでしょう。
ニートが長い人は就職活動自体をあまりしたことがない人もいますので、面接などの自己アピールに苦手意識を持つ人は多いはず。
求人応募から採用、入社までの流れをイメージしてみて、不安に感じるところ、苦手意識があるところについて相談し、克服する手助けをしてもらうようにしましょう。
エージェントの担当者も、親身になってしっかりとアドバイスしてくれるはずです。
求人企業のリアルな内情を知りたい!
転職エージェントを利用するメリットとして、紹介先の求人企業のことを熟知しているということは大きいでしょう。
自分で就職先を探す場合、その企業の内情は入ってみないとわからないことが多く、求職者として得られる情報は限られています。
不十分な情報のまま就職を決めてしまうと、入社してから「ブラック企業だった」「残業はほぼ無いといっていたのにほぼ毎日ある…」「人間関係がドロドロで働きにくい」などということも、実際少なくない話です。
その点、転職エージェントは紹介先の企業と関係が深いですし、過去紹介して入社した人からも話を聞いているので、その会社のリアルな内情を良く知っています。
気になる企業がある人は、実際はどんな会社かを相談してみることで、入社後のギャップを少なくして、長く勤務できる会社を見つけることができるでしょう。
気になったことや不安なことは何でも相談してOK
転職エージェントは、あなたの就職を成功させるためなら、ほぼなんでもサポートをしてくれます。
就職活動自体に慣れていないニートにとって就活は、不安なことや、わからないことが山ほどあるでしょう。
そのひとつひとつを転職エージェントに相談し、解決することで一歩ずつ就職に近づくことができます。
不安を抱えたまま面接をすればそれが受け答えに出てしまうでしょうし、気になることを解消しないまま就職してしまったら、入社してから後悔することにもなりかねません。
キャリアアドバイザーによっては、就職に直接家計の無いプライベートのことにまで相談に乗ってくれる人もいます。
エージェントもビジネスでやっている以上、相談したすべてに親身に応えてくれるとは限りませんが、相談するのは無料なので、気になることや不安なことがあるのであれば、一度気軽に相談してみると良いでしょう。
その他の転職支援サービスを利用した就活方法
ここでは、転職エージェントの他におすすめの就職支援サービスをご紹介していきます。
ハローワーク
転職エージェント以外の支援サービスとしては、ハローワークが一般的です。
日本全国どこにでもあり、厚生労働省の運営なので安心して利用できるのがよいところです。
ハローワークでも転職エージェントと同様に就職活動でわからないことや不安なことがあれば相談に乗ってもらうことができるでしょう。
ハローワークのよいところは、ニートだからといって断られることがないところです。
転職エージェントでは、年齢を重ねすぎたニートだったり、採用される見込みがないと判断されたりした人は、紹介を断られてしまうことがあります。
これは営利目的のサービスなので仕方ないことではあります。
ハローワークは公共のものなので、働く意志のある人ならばサポートを受けることができます。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、一言でいうと「若者層の就職支援をしているところ」です。
設置しているのは各都道府県で、正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」と少し長い名称のようです。
ジョブカフェは名称のとおり、若者が就職するために必要になるサービスを1か所(=ワンストップ)で網羅的に対応してもらえる場所。
例えば、地域性を加味した就職セミナーや、職場体験、就職に関するカウンセリングや相談、ハローワークと連携した職業紹介などを行っています。
公共事業なので、もちろん利用はすべて無料。
ジョブカフェという名前も、カフェのように気軽に立ち寄れる場所という意味でつけているようなので、「就職活動を何から始めて良いかわからない」というニートは、軽い気持ちで一度相談に行ってみるのもアリだと思います。
地域若者サポートステーション
ニートなどの就職を支援しているサービスの一つに、厚生労働省が設置した「地域若者ステーション(通称:サポステ)」があります。
サポステは公共事業のため、ニートの就職に必要なサービスを無料で受けることができます。
例えば、キャリアコンサルタントなどによる個別の相談やニートの支援計画の作成、就労に向け踏み出すためのプログラム作成などの支援が受けられます。
また、就職した人への定着や、ステップアップするための相談対応もしています。
働くことへのリハビリのような感覚で、職場見学や職場体験をすることも可能。
また、ニートの保護者に対してのセミナーや個別相談なども行っています。
サポステは、ニートに特化した就職支援サービスであるため、ニートに寄り添った親身なサポートをしてもらえるでしょう。
また、ハローワークと連携しているので、ハローワークにいって「サポステの利用が必要」という判断になれば、紹介される場合もあります。
実績としても、サポステの年間での新規登録者のうち、約60%の人が就職や公的職業訓練への進路を決められているようです。
また、利用開始から1年未満で就職をする利用者が89%を占めており、公共のサービスながら高い実績を上げています。
サポステはニートを就職させるためにある場所なので、一度利用してみて損は無いと思います。
※参考:厚生労働省 地域若者サポートステーション「数字でわかるサポステの実績!」
採用されやすい求人があるおすすめの職業・職種
ブランクが長い人や未経験の人は、採用されにくい求人と、されやすい求人があるのは確かです。
結論から言うとニートでも就職しやすいおすすめの職業や職種は
・介護職
・営業職
・ITエンジニア
などです。総じて、「人材不足」の職種や業界が就職しやすい傾向があります。
一つずつ詳しくみていきましょう。
介護職
介護業界はこれから日本全国で拡大してく業界なので、全国的に人手不足の状態です。
そのため未経験の人やブランクが長い人でも積極的に採用している企業が多いです。
介護業界は人と接する仕事が中心である程度の体力も必要ですが、やる気がある人、やりがいを感じて仕事をしてくれそうな人は内定をもらいやすくなります。
介護業界は資格制度もしっかり整備されているので、ステップアップしやすいのも特徴です。
実務経験を積みながら資格を取得することで、長く安定して働くことができ、昇給や待遇アップも目指していけるでしょう。
営業職
昔から未経験でも就職しやすい職種として営業職があります。
営業職はやる気や人柄によっては過去の経歴に関わらず活躍できる可能性があります。
新規顧客の開拓をする職場では、自分の成果が客観的に数字で出やすいため、結果を出せば社内で認められやすくなります。
自分の得意分野や興味のある商材を扱っている企業の営業職ならば、仕事を覚えるスピードも早くなるでしょう。
まずは、就職しやすい営業職で正社員の仕事経験を積んで、それから自分が希望する職種や業界に転職を目指すのもおすすめの戦略でしょう。
IT系技術職
IT系の技術者も人手不足が続いている職種です。
今やどんな企業でも、IT技術を全く使わないという会社はないと言っても過言ではありませんので、社内にITに明るい人材がいれば重宝されることでしょう。
応募する先がIT系とは関係のない会社でも、自社のITシステムの開発やメンテナンスができる技術を持っていれば採用される可能性が高まります。
プログラミングの知識を持っていて、IT関係の仕事の実績や資格があるなら、積極的にアピールするとよいでしょう。
資格って取るべき?
資格は「たくさん持っているだけで内定が出やすい」というものではありませんが、職歴がないうえ資格もない、という状態よりは印象はよくなります。
中途採用は、ある程度即戦力になる人材が求められるため、まったく社会人経験がなかったり仕事に関係する資格がなかったりして、仕事をする能力が無いと判断されると内定をもらうことは難しくなってしまいます。
ここでは、ニートが資格を取るならどんなものが良いか?資格は無理してまでとるべきものなのか?というところについて解説していきます。
ニートにおすすめの資格
ニートの就職でおすすめの資格ですが、まずそもそもの話として普通免許を持っていないと応募できる求人の範囲が狭くなってしまいますので、「普通免許」は持っておきましょう。
ニートでも採用されやすい職種として営業職を紹介しましたが、営業職に応募するなら外回りをするときに車に乗ることが多いので免許が必要です。
特に地方で仕事を探すならどんな仕事でも普通免許は持っていて当然と思われます。
英語を使う可能性のある職場なら「TOEIC」で高いスコアを取っておけば履歴書に書くことができます。
事務の仕事応力を証明できる資格としては「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」という資格もよく知られています。
いまやどんな職種や業界でも最低限のOAスキルは必須となっています。
この資格を勉強し取得することで、基本的なOAスキルはもっていると認めてもらえますので、ブランクが長い人でも印象がよくなるでしょう。
あくまで資格は補足的な位置づけ
資格は就職する上で必須ではありません。
あくまでも、「無いよりは良い」「少しだけ印象がよくなる」という程度であるのが実情です。
「実務的に必要な能力をつけるために勉強をして資格を取る」という目的であれば良いと思いますが、内定をもらうために資格を取るというのは、場合によっては期待するほどの効果がない恐れがあるので注意が必要です。
これから時間をかけて資格を取ろうとするよりも、その時間を就職活動にあてた方が早く仕事が見つかる可能性が高まるでしょう。
しっかり転職対策をして内定を勝ち取ろう!
転職エージェントは、本人の経歴や適性をもとに高い確率で就職を成功させてくれる便利なサービスです。
ニートの転職はサポートしていないエージェントもありますが、今回ご紹介したようにニートにも積極的に求人を紹介してくれるエージェントも存在します。
そのようなエージェントを利用すれば、とても心強い味方になってくれるはず。
そもそも働こうという意思のないニートの場合は、就職は難しくなりますが、やる気がある人はエージェントのサポートをきっかけにニートを脱出できる可能性がぐっと高まります。
「ニート経験が長いから正社員の就職は無理」と思っていた人も、諦めずにまずは自分に合った転職エージェントを探して、登録することからはじめてみてはいかがでしょうか?